“後生安楽”の読み方と例文
読み方割合
ごしょうあんらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一生に一度こんな貴い上人のお手ずからの名号をいただく冥加みょうがの嬉しさ、これが罪障消滅ざいしょうしょうめつ後生安楽ごしょうあんらくと随喜の涙にくれているものばかりであります。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
同行衆どうぎょうしゅうや、あしたに白骨となりゆうべに白骨となるなんかんとやると、それ、後生安楽ごしょうあんらく、南無阿弥陀仏、バラバラ、バラバラ(財布からお賽銭さいせんを取り出して投げる真似をする、聴衆笑う)
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)