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きおく
ふりがな文庫
“きおく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
記憶
63.4%
気怯
16.3%
気後
7.8%
記臆
7.2%
気臆
2.0%
氣後
1.3%
心後
0.7%
気憶
0.7%
氣臆
0.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
記憶
(逆引き)
自分
(
じぶん
)
がうたってもらった
記憶
(
きおく
)
をわずかに
呼
(
よ
)
び
起
(
お
)
こして
子守歌
(
こもりうた
)
をうたい、やっとねかしつけ、すこしでも
安
(
やす
)
らかなれと
祈
(
いの
)
ったのでした。
雲と子守歌
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
きおく(記憶)の例文をもっと
(50作品+)
見る
気怯
(逆引き)
「ばかな!」と、彼は、自分のそうした観念を、時によって生じた理由のない
気怯
(
きおく
)
れと自嘲して、ずかずかと、這い出した。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きおく(気怯)の例文をもっと
(25作品)
見る
気後
(逆引き)
翌朝、約束の時間に先生が見えると、伸子は、いよいよ愚かな
気後
(
きおく
)
れを感じた。いっそ、病気にでもなってしまいたい気がした。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
きおく(気後)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
記臆
(逆引き)
五年を経過した今日になってもなお
明
(
あきらか
)
に
記臆
(
きおく
)
しているのである、『竹の里人選歌』なども、先生存生中に自ら選び直さるるならばとにかく
竹乃里人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
きおく(記臆)の例文をもっと
(11作品)
見る
気臆
(逆引き)
……然しそれは
気臆
(
きおく
)
れがしたのではない。楽殿の舞台でつぎつぎに披露される鼓くらべは、まだどの一つも彼女を
惧
(
おそ
)
れさせるほどのものがなかった。彼女の勝は確実である。
鼓くらべ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
きおく(気臆)の例文をもっと
(3作品)
見る
氣後
(逆引き)
塵一ツなく清められた上に輕く打水のしてある
入口
(
いりくち
)
の敷石を踏鳴しながら、かう云ふ時にはいつも
氣後
(
きおく
)
れするらしく
後
(
あと
)
になる女の手を取つて、ずつと玄關へ上ると、其處へ出迎へる大勢の女中。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
きおく(氣後)の例文をもっと
(2作品)
見る
心後
(逆引き)
初
(
はじ
)
めの
中
(
うち
)
は
些
(
や
)
や
心後
(
きおく
)
れして
默
(
だま
)
つて
居
(
ゐ
)
ますと、二
疋
(
ひき
)
の
動物
(
どうぶつ
)
がその
側
(
そば
)
に
近寄
(
ちかよ
)
つて
來
(
き
)
ました、
右
(
みぎ
)
と
左
(
ひだり
)
に一
疋
(
ぴき
)
宛
(
づゝ
)
、
眼
(
め
)
と
口
(
くち
)
とを開けるだけ
大
(
おほ
)
きく
開
(
あ
)
いて、でも、
愛
(
あい
)
ちやんは
元氣
(
げんき
)
を
出
(
だ
)
して
話
(
はな
)
し
續
(
つゞ
)
けました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
きおく(心後)の例文をもっと
(1作品)
見る
気憶
(逆引き)
源次郎は一刀の
鍔前
(
つばまえ
)
に手を掛けてはいるものゝ、
気憶
(
きおく
)
れがいたし刃向う事は出来ませんで
竦
(
すく
)
んで仕舞いました。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
きおく(気憶)の例文をもっと
(1作品)
見る
氣臆
(逆引き)
「いや、お孃さんと與之助は至つて輕かつた。與之助などは、ひどく吐いた後はケロリとしてゐる、青くなつて寢てゐるのは、
氣臆
(
きおく
)
れのせゐだ。あれだけ吐くと、大抵の毒も腹には溜るまい。運が良かつたのだ」
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
きおく(氣臆)の例文をもっと
(1作品)
見る
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