“メモリー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
記憶50.0%
記憶像50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一九二〇年十月極東白衛軍の総帥アタマン・アブラモーフ将軍が、ロマノフ朝最後の皇太子に永遠の記憶メモリーを捧げたものが、このとてつもない阿呆あほう宮だった。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それが、テレーズ夫人の記憶像メモリーさ。博士がコペツキイ一家(ボヘミアの名操人形マリオネット工)に作らせたとかいう等身の自働人形だそうだ。しかし、何より不可解なのは、四重奏団カルテットの四人なんだよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)