“四重奏団”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
クワルテット50.0%
カルテット50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たぶんここに鐘鳴器カリリヨンを具えるまでは、四重奏団クワルテットの演奏室に当てられていたのであろうが、したがって中央の扉にも、外観上位置的に不自然であるばかりでなく
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「なんだかジョン・ステーナーの作風に似ているような気がする。支倉君、僕はこの事件であの四重奏団クワルテットの演奏が聴けようとは思わなかったよ。サア、礼拝堂へ行ってみよう」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それが、テレーズ夫人の記憶像メモリーさ。博士がコペツキイ一家(ボヘミアの名操人形マリオネット工)に作らせたとかいう等身の自働人形だそうだ。しかし、何より不可解なのは、四重奏団カルテットの四人なんだよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)