“氣後(きおく)” の例文
新字:気後
傾けられて大膳は氣後(きおく)れし然らば拙者は病氣と披露(ひろう)して貴殿面會し給はれと云ふに伊賀亮夫は何より易(やす)けれども平石次右衞門と手札を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
塵一ツなく清められた上に輕く打水のしてある入口(いりくち)の敷石を踏鳴しながら、かう云ふ時にはいつも氣後(きおく)れするらしく後(あと)になる女の手を取つて、ずつと玄關へ上ると、其處へ出迎へる大勢の女中。
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風、永井壮吉(著)