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『しじみ河岸』
ふりがな文庫
『
しじみ河岸
(
しじみがし
)
』
花房律之助はその口書の写しを持って、高木新左衛門のところへいった。もう退出の時刻すぎで、そこには高木が一人、机の上を片づけていた。 「ちょっと知恵を借りたいんだが」 高木はこっちへ振返った。 「この冬木町の卯之吉殺しの件なんだが」と律之助は …
著者
山本周五郎
初出
「オール読物」文藝春秋新社、1954(昭和29)年10月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約52分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
喰
(
た
)
店
(
だな
)
脛
(
ずね
)
衣
(
き
)
上
(
かみ
)
捉
(
つか
)
捲
(
まく
)
框
(
がまち
)
櫓
(
ろ
)
直截
(
ちょくさい
)
礫
(
こいし
)
銭嚢
(
ぜにぶくろ
)
頑
(
かたく
)
七側
(
ななかわ
)
仔細
(
しさい
)
伜
(
せがれ
)
伴
(
つ
)
佇
(
たたず
)
例繰
(
れいぐり
)
傾
(
かし
)
冴
(
さ
)
剃
(
そ
)
半刻
(
はんとき
)
半纒
(
はんてん
)
博奕
(
ばくち
)
吃
(
ども
)
吃驚
(
びっくり
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
咥
(
くわ
)
唸
(
うな
)
喪
(
うしな
)
嘲弄
(
ちょうろう
)
噛
(
か
)
囁
(
ささや
)
安堵
(
あんど
)
小賢
(
こざか
)
屹
(
きっ
)
帯刀
(
たてわき
)
店子
(
たなこ
)
復讐
(
ふくしゅう
)
悠暢
(
ゆうちょう
)
慥
(
たし
)
手籠
(
てごめ
)
披
(
ひら
)
拳
(
こぶし
)
拵
(
こしら
)
挫
(
くじ
)
掴
(
つか
)
揃
(
そろ
)
斑
(
まだら
)
暖簾
(
のれん
)
暫
(
しばら
)
曝
(
さら
)
曳
(
ひ
)
月代
(
さかやき
)
木偶
(
でく
)
棘
(
とげ
)
椎
(
しい
)
楢
(
なら
)
此処
(
ここ
)
歪
(
ゆが
)
歯齦
(
はぐき
)
洒落
(
しゃれ
)
涎
(
よだれ
)
淹
(
い
)
溜息
(
ためいき
)
溺
(
おぼ
)
漕
(
こ
)
潰
(
つぶ
)
焜炉
(
こんろ
)
牢
(
ろう
)
痩
(
や
)
白洲
(
しらす
)
白鞘
(
しらさや
)
祟
(
たた
)
稼
(
かせ
)
縹緻
(
きりょう
)
繋
(
つな
)
纒
(
まと
)
翻
(
ひるがえ
)
腑
(
ふ
)
膝
(
ひざ
)
艘
(
そう
)
芯
(
しん
)
苫
(
とま
)
茫然
(
ぼうぜん
)
荷足
(
にたり
)
蒼黒
(
あおぐろ
)
蛤
(
はまぐり
)
衿
(
えり
)
襖
(
ふすま
)
覗
(
のぞ
)
覘
(
ねら
)
訊問
(
じんもん
)
訝
(
いぶか
)
詮索
(
せんさく
)
諄
(
くど
)
諄々
(
じゅんじゅん
)
諦
(
あきら
)