駄馬と百姓だばとひゃくしょう
甲の百姓は、一ぴきの馬を持っていました。この馬は脊が低く、足が太くて、まことに見たところは醜い馬でありましたが、よく主人のいうことを聞いて、その手助けもやりますし、どんな重い荷物をつけた車でも引き、また、あるときは脊の上に荷物を積んで歩いた …
作品に特徴的な語句
うえ なか 主人しゅじん さき はい 利益りえき そと つよ かれ 往来おうらい のち きゅう はら かた 上等じょうとう した なら うち おつ ひと 人々ひとびと 介抱かいほう 仕込しこ やす ひく 使つか おれ はたら 優劣ゆうれつ 先刻さっき 内心ないしん 剛情ごうじょう ちから うご 口々くちぐち よろこ 大騒おおさわ ふと やつ しょう 姿すがた かえ 平常ふだん 幾倍いくばい よわ こころ わす おも なや 意味いみ 感心かんしん 我慢がまん 手助てだす 手綱たづな かた あば むら ある あせ なが わた 無理むり こう まち つか わたし 約束やくそく なわ かんが 脊中せなか