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『春がくる前』
ふりがな文庫
『
春がくる前
(
はるがくるまえ
)
』
さびしい野原の中に一本の木立がありました。見渡すかぎり、あたりは、まだ一面に真っ白に雪が積もっていました。そして、寒い風が、葉の落ちつくしてしまった枝を吹くのよりほかに、聞こえるものもなかったのです。 木は、こうして毎日、長い寒い冬の間、さ …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「まなびの友」1921(大正10)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
呼
(
さ
)
生
(
しょう
)
上
(
うえ
)
羽
(
ば
)
好
(
す
)
捕
(
つか
)
止
(
と
)
羽
(
わ
)
詰
(
つ
)
面
(
めん
)
中
(
なか
)
傾
(
かたむ
)
入
(
はい
)
出
(
だ
)
声
(
ごえ
)
夜
(
よる
)
平常
(
いつも
)
彼
(
かれ
)
方
(
ほう
)
日
(
にち
)
時
(
じ
)
本
(
ぽん
)
消
(
け
)
生活
(
せいかつ
)
積
(
つ
)
若
(
わか
)
覚
(
おぼ
)
話
(
はな
)
起
(
お
)
間
(
あいだ
)
音
(
おと
)
頭
(
あたま
)
香
(
にお
)
一声
(
ひとこえ
)
中
(
うち
)
人間
(
にんげん
)
仲
(
なか
)
仲間
(
なかま
)
余裕
(
よゆう
)
光
(
ひかり
)
入
(
い
)
冬
(
ふゆ
)
出
(
で
)
去
(
さ
)
友
(
とも
)
向
(
む
)
吹
(
ふ
)
咲
(
さ
)
問
(
と
)
喜
(
よろこ
)
土地
(
とち
)
垣根
(
かきね
)
夏
(
なつ
)
大
(
おお
)
大事
(
だいじ
)
姿
(
すがた
)
子
(
こ
)
実
(
み
)
家
(
うち
)
寄
(
よ
)
寒
(
さむ
)
小
(
ちい
)
山
(
やま
)
巣
(
す
)
帰
(
かえ
)
年
(
とし
)
幼
(
おさな
)
度
(
ど
)
忘
(
わす
)
思
(
おも
)
悲
(
かな
)
感
(
かん
)
感心
(
かんしん
)
我慢
(
がまん
)
指
(
さ
)
捕
(
と
)
旅立
(
たびだ
)
日
(
ひ
)
早
(
はや
)
明
(
あ
)
星
(
ほし
)
春
(
はる
)
景色
(
けしき
)
暖
(
あたた
)
暮
(
く
)
木
(
き
)
木立
(
こだち
)
枝
(
えだ
)
案
(
あん
)
森
(
もり
)
棲
(
す
)
楽
(
たの
)
死
(
し
)
残
(
のこ
)
殺
(
ころ
)
母
(
かあ
)
毎日
(
まいにち
)
気
(
き
)
水
(
みず
)
泣
(
な
)