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望
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ぼう
ふりがな文庫
“
望
(
ぼう
)” の例文
殘念
(
ざんねん
)
でならぬので、
自分
(
じぶん
)
の
持場
(
もちば
)
を一
生懸命
(
しやうけんめい
)
に
掘
(
ほ
)
つたけれど、
何
(
なに
)
も
出
(
で
)
ない。
幻子
(
げんし
)
の
大成功
(
だいせいかう
)
に
引替
(
ひきか
)
へて
大失敗
(
だいしつぱい
)
。
活
(
くわつ
)
望
(
ぼう
)
二
子
(
し
)
も
茫然
(
ばうぜん
)
として
了
(
しま
)
つた。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
假
(
か
)
りにも名人上手とうたはれた者は年をとつてつまらぬ
棋譜
(
きふ
)
を
殘
(
のこ
)
すべきでない——と自重を切
望
(
ぼう
)
したといふ。これは或る
意味
(
いみ
)
で
悲壯
(
ひそう
)
な、而も
甚
(
はなは
)
だ
味
(
あじは
)
ふべき
詞
(
ことば
)
だ。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
斯
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
を
話
(
はな
)
してくれながら、お
爺
(
じい
)
さんは
私
(
わたくし
)
を
促
(
うなが
)
して
山
(
やま
)
の
修行場
(
しゅぎょうば
)
を
出掛
(
でか
)
けたと
思
(
おも
)
うと、そのまま一
気
(
き
)
に
途中
(
とちゅう
)
を
飛
(
と
)
び
越
(
こ
)
して、
忽
(
たちま
)
ち一
望
(
ぼう
)
眼
(
め
)
も
遥
(
はる
)
かなる、
広
(
ひろ
)
い
広
(
ひろ
)
い
野原
(
のはら
)
に
出
(
で
)
て
了
(
しま
)
いました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
東方の地平線上を
展望
(
てんぼう
)
するに、そこはいぜん
無辺
(
むへん
)
の海波びょうびょうとして天をひたしている、一
望
(
ぼう
)
目をさえぎるなにものもない、ぼくは胸底深くひめていた計画をはじめて発表した。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
同月
(
どうげつ
)
二十三
日
(
にち
)
には
幻
(
げん
)
望
(
ぼう
)
二
子
(
し
)
の
他
(
ほか
)
、
玄川子
(
げんせんし
)
を
加
(
くは
)
へて四
人
(
にん
)
で
掘
(
ほ
)
つた。
今度
(
こんど
)
は、
小徑
(
こみち
)
の
左方
(
さはう
)
の
緩斜面
(
くわんしやめん
)
を
成
(
な
)
す
芋畑
(
いもばたけ
)
である。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
お
暇乞
(
いとまご
)
いの
為
(
た
)
めに
私
(
わたくし
)
が
滝
(
たき
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
さんの
祠堂
(
ほこら
)
に
向
(
むか
)
って
合掌
(
がっしょう
)
瞑目
(
めいもく
)
したのはホンの一
瞬間
(
しゅんかん
)
、さて
眼
(
め
)
を
開
(
あ
)
けると、もうそこはすでに
滝
(
たき
)
の
修行場
(
しゅぎょうば
)
でも
何
(
なん
)
でもなく、一
望
(
ぼう
)
千
里
(
り
)
の
大海原
(
おおうなばら
)
を
前
(
まえ
)
にした
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“望”の意味
《名詞》
(ボウ)満月。
(出典:Wiktionary)
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“望”を含む語句
希望
願望
翹望
欲望
志望
眺望
失望
絶望
望遠鏡
遠望
羨望
懇望
所望
望月
渇望
大望
望楼
御所望
慾望
望蜀
...