“渇望”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつぼう80.0%
かつばう15.0%
かわき5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眠りは、ないか。もっと、もっと、深い眠りは無いか。あさましいまでに、私は、熟睡を渇望かつぼうする。ああ、私は眠りを求める乞食こじきである。
春の盗賊 (新字新仮名) / 太宰治(著)
渇望かつばうする思ひだけが、馬鹿に強くなつて、この現実には、なるべく体当りしないやうなずるさになつて来てるしね。浦島太郎のはんらん時代なんだよ。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)