“渇命”の読み方と例文
読み方割合
かつめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上は大小名、各地に割拠して戦乱をおこし、しも万民、家も畠も顧みるいとまがなく、流賊のていになりさがって諸所を放浪し、ただもう人のものを掠め盗って当座の渇命かつめいを医そうとするばかり。
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)