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大海原
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おほうなばら
ふりがな文庫
“
大海原
(
おほうなばら
)” の例文
白樺
(
しらかんば
)
よ、
蓬生
(
よもぎふ
)
の
大海原
(
おほうなばら
)
に
浴
(
ゆあみ
)
する女の
身震
(
みぶるひ
)
、風がその薄色の髮に戲れると、おまへたちはなにか祕密を守らうとして象牙の戸のやうに
脚
(
あし
)
を合せる。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
近
(
ちか
)
い
樣
(
やう
)
でも
海上
(
かいじやう
)
の三
里
(
り
)
は
容易
(
ようゐ
)
でない、
無限
(
むげん
)
の
大海原
(
おほうなばら
)
に
漂
(
たゞよ
)
つて
居
(
を
)
つた
間
(
あひだ
)
こそ、
島
(
しま
)
さへ
見出
(
みいだ
)
せば、
直
(
たゞ
)
ちに
助
(
たす
)
かる
樣
(
やう
)
に
考
(
かんが
)
へて
居
(
を
)
つたが、
仲々
(
なか/\
)
左樣
(
さう
)
は
行
(
ゆ
)
かぬ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
むかし、
支那
(
しな
)
の
莊周
(
さうしう
)
といふ
人
(
ひと
)
は、
夢
(
ゆめ
)
に
胡蝶
(
こてふ
)
と
化
(
な
)
つたと
云
(
い
)
ふ
話
(
はな
)
しがありますが、
夢
(
ゆめ
)
なればこそ、
漫々
(
まん/\
)
たる
大海原
(
おほうなばら
)
を
徒渉
(
かちわた
)
りすることも
出來
(
でき
)
ます、
空飛
(
そらと
)
ぶ
鳥
(
とり
)
の
眞似
(
まね
)
も
出來
(
でき
)
ます。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
えみしらが
寇
(
あた
)
せむ舟を拂ひすて
大海原
(
おほうなばら
)
にいぶきすててむ (同)
愛国歌小観
(旧字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
聞けとある
大海原
(
おほうなばら
)
のただなかは
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
大海原
(
おほうなばら
)
にゆきめぐれる
草わかば
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
大海原
(
おほうなばら
)
に
男
(
を
)
のこらは
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
私
(
わたくし
)
は
窓
(
まど
)
の
硝子越
(
がらすご
)
しに
海面
(
かいめん
)
を
眺
(
なが
)
めると、
星影
(
ほしかげ
)
淡
(
あわ
)
き
波上
(
はじやう
)
には、一二
艘
(
そう
)
淋
(
さび
)
し
氣
(
げ
)
に
泛
(
うか
)
んで
居
(
を
)
る
小端艇
(
せうたんてい
)
の
他
(
ほか
)
には、
此
(
この
)
大海原
(
おほうなばら
)
を
渡
(
わた
)
るとも
見
(
み
)
ゆべき
一艘
(
いつそう
)
の
船
(
ふね
)
もなかつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
はろばろや
大海原
(
おほうなばら
)
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
青空
(
あをぞら
)
も
大海原
(
おほうなばら
)
も
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
其
(
その
)
翌日
(
よくじつ
)
も、
空
(
むな
)
しく
蒼渺
(
さうびやう
)
たる
大海原
(
おほうなばら
)
の
表面
(
ひやうめん
)
を
眺
(
なが
)
むるばかりで、たゞ
我
(
わが
)
端艇
(
たんてい
)
は
沙魚
(
ふか
)
の
爲
(
ため
)
に
前
(
まへ
)
の
潮流
(
てうりう
)
を
引出
(
ひきい
)
だされ、
今
(
いま
)
は
却
(
かへつ
)
て
反對流
(
はんたいりう
)
とて、
今度
(
こんど
)
は
西南
(
せいなん
)
から
東方
(
とうほう
)
に
向
(
むか
)
ひ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
はろばろや
大海原
(
おほうなばら
)
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
大海原
(
おほうなばら
)
と
入海
(
いりうみ
)
と
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“大海”で始まる語句
大海
大海嘯
大海老錠
大海人
大海人皇子
大海老
大海礁
大海賊
大海川
大海戰