トップ
>
『菊千代抄』
ふりがな文庫
『
菊千代抄
(
きくちよしょう
)
』
菊千代は巻野越後守貞良の第一子として生れた。母は松平和泉守乗佑の女である。貞良は雁の間詰の朝散太夫で、そのころ寺社奉行を勤め、なかなかはぶりがよかった。 巻野家の上屋敷は丸の内にあったが、菊千代はおもに日本橋浜町の中屋敷か、深川小名木沢の下 …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「週刊朝日春季増刊」朝日新聞社、1950(昭和25)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間13分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
喰
(
た
)
甲
(
かん
)
咽
(
む
)
家中
(
かちゅう
)
常居
(
つねい
)
御駕
(
おかご
)
捲
(
まく
)
疎
(
まば
)
主税
(
ちから
)
乳母
(
うば
)
些
(
いささ
)
仇
(
あだ
)
伴
(
つ
)
伴侶
(
はんりょ
)
傷痕
(
きずあと
)
億劫
(
おっくう
)
内腿
(
うちもも
)
冴
(
さ
)
凌
(
しの
)
凌辱
(
りょうじょく
)
凛
(
りん
)
処
(
ところ
)
刹那
(
せつな
)
剃
(
そ
)
剃刀
(
かみそり
)
剥
(
は
)
劬
(
いたわ
)
労咳
(
ろうがい
)
動顛
(
どうてん
)
却
(
かえ
)
口許
(
くちもと
)
口髭
(
くちひげ
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呪
(
のろ
)
呻
(
うめ
)
呻吟
(
しんぎん
)
咎
(
とが
)
咽
(
むせ
)
唆
(
そそ
)
啄
(
ついば
)
啜
(
すす
)
喉
(
のど
)
喘
(
あえ
)
嗚咽
(
おえつ
)
嘔
(
は
)
嘲弄
(
ちょうろう
)
嘶
(
いなな
)
噂
(
うわさ
)
囁
(
ささや
)
国許
(
くにもと
)
執拗
(
しつよう
)
堰
(
せき
)
塞
(
ふさ
)
夕餉
(
ゆうげ
)
大股
(
おおまた
)
太刀
(
たち
)
媚
(
こ
)
嬌
(
なま
)
寛濶
(
かんかつ
)
寝衣
(
ねまき
)
尖
(
とが
)
屏風
(
びょうぶ
)
屹
(
きっ
)
嵩間
(
かさま
)
巨
(
おお
)
巽
(
たつみ
)
庇
(
かば
)
徒
(
いたず
)
微
(
かす
)
忿怒
(
ふんぬ
)
愛憐
(
あいれん
)
慄然
(
りつぜん
)
慥
(
たし
)
憑
(
つ
)
扈従
(
こじゅう
)
手燭
(
てしょく
)
拇指
(
おやゆび
)
挫
(
くじ
)
挾
(
はさ
)
捉
(
とら
)
捌
(
さば
)
掩
(
おお
)
掴
(
つか
)
揃
(
そろ
)
揉
(
も
)
摂
(
と
)
撫
(
な
)
斧
(
おの
)
新田
(
しんでん
)
昂
(
たか
)
昏
(
く
)
昏倒
(
こんとう
)
春寒
(
はるさむ
)
晒
(
さら
)
曙
(
あけぼの
)
月代
(
さかやき
)
枕許
(
まくらもと
)
柵
(
さく
)
棲
(
す
)