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内腿
ふりがな文庫
“内腿”の読み方と例文
読み方
割合
うちもも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちもも
(逆引き)
そのときつぎはぎだらけの
垢染
(
あかじ
)
みた
袷
(
あわせ
)
がぶざまに
紊
(
みだ
)
れて、びっくりするほど白いやわらかな
内腿
(
うちもも
)
が
臀
(
しり
)
のほうまでむきだしになった。
お繁
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
『街巷新聞』に出ていた記事は
誹謗
(
ひぼう
)
でも中傷でもない。むしろ君江の容姿をほめたたえた当り
触
(
さわ
)
りのない記事であるが、その中に君江さんの
内腿
(
うちもも
)
には子供の時から
黒子
(
ほくろ
)
が一つあった。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
継ぎの当った、丈の短い黒っぽい
袷
(
あわせ
)
の裾が割れ、眼に痛いほど白くふくよかな
内腿
(
うちもも
)
と下腹部とが、むきだしになった。
ちくしょう谷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
内腿(うちもも)の例文をもっと
(5作品)
見る
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
腿
漢検準1級
部首:⾁
13画
“内”で始まる語句
内
内儀
内部
内々
内証
内外
内裏
内證
内密
内輪
“内腿”のふりがなが多い著者
山本周五郎
永井荷風