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『新古細句銀座通』
ふりがな文庫
『
新古細句銀座通
(
しんこざいくれんがのみちすじ
)
』
私は明治二十四年に銀座の二丁目十一番地、丁度今の服部時計店のところで生れて、鉄道馬車の鈴の音を聞きながら、青年時代までそこで育って来た。だから銀座のうつりかわりは割合にずっと見て来ている訳であるが、しかし正確なことはもとよりわからない。が、 …
著者
岸田劉生
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「東京日日新聞」1927(昭和2)年5月24日~6月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約45分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
平
(
ぴら
)
極
(
ごく
)
然
(
し
)
如何
(
いかが
)
尤
(
もっとも
)
強
(
あなが
)
掩
(
お
)
異
(
い
)
著
(
き
)
角
(
つの
)
通
(
つう
)
不躾
(
ぶしつ
)
古
(
いにしえ
)
吝嗇
(
けち
)
如何
(
いかん
)
度
(
たび
)
漆
(
しっ
)
牛
(
ぎゅう
)
衣
(
ころも
)
遊里
(
ゆうり
)
鎮座
(
チンザオ
)
零
(
ゼロ
)
不図
(
ふと
)
丑
(
うし
)
伺候
(
しこう
)
但
(
ただ
)
何故
(
なぜ
)
余興
(
よきょう
)
併
(
しか
)
俄
(
にわか
)
倶
(
とも
)
兎
(
と
)
勝
(
まさ
)
勿驚
(
おどろくなかれ
)
半襟
(
はんえり
)
吹聴
(
ふいちょう
)
和
(
なご
)
咽喉
(
のど
)
噂
(
うわさ
)
垢
(
あか
)
奇警
(
きけい
)
如何
(
いか
)
妊婦
(
にんぷ
)
姑息
(
こそく
)
嬶殿
(
かかあどの
)
将棋
(
しょうぎ
)
屁
(
へ
)
廂
(
ひさし
)
彫
(
ほ
)
彼
(
か
)
徒
(
いたず
)
悠々
(
ゆうゆう
)
慳貪
(
けんどん
)
憤慨
(
ふんがい
)
据
(
す
)
掩
(
おお
)
木挽
(
こびき
)
櫛
(
くし
)
殆
(
ほとん
)
毎
(
ごと
)
気質
(
かたぎ
)
河童
(
かっぱ
)
洒落
(
しゃれ
)
浴衣
(
ゆかた
)
灯籠
(
とうろう
)
煉瓦
(
れんが
)
目貫
(
めぬき
)
相殺
(
そうさい
)
真似
(
まね
)
真物
(
ほんもの
)
瞥見
(
べっけん
)
碁盤
(
ごばん
)
稽古
(
けいこ
)
箪笥
(
たんす
)
籐
(
とう
)
聳
(
そび
)
脚気
(
かっけ
)
臍
(
へそ
)
艶姿
(
あですがた
)
若
(
も
)
著物
(
きもの
)
薄荷
(
はっか
)
蝋管
(
ろうかん
)
行火
(
あんか
)
行灯
(
あんどん
)
袴
(
はかま
)
西瓜
(
すいか
)
見得
(
みえ
)
角
(
かく
)
誂
(
あつら
)
足袋
(
たび
)
達磨
(
だるま
)
邦
(
くに
)
酔余
(
すいよ
)
野暮
(
やぼ
)
鋏
(
はさみ
)
雑踏
(
ざっとう
)
風情
(
ふぜい
)
饀
(
あん
)
骨董
(
こっとう
)