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奇警
ふりがな文庫
“奇警”の読み方と例文
読み方
割合
きけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きけい
(逆引き)
わたくしはその着眼の
奇警
(
きけい
)
にして、その比喩の巧妙なるに驚かねばならない。その
調
(
しらべ
)
の豪放なることは
杜樊川
(
とはんせん
)
を思わしめる。
枯葉の記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そうしてその鋭利な点はことごとく彼の迂濶な所から生み出されていた。言葉を
換
(
か
)
えていうと、彼は迂濶の
御蔭
(
おかげ
)
で
奇警
(
きけい
)
な事を云ったり
為
(
し
)
たりした。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
と春子さんは殊更
奇警
(
きけい
)
に出て、兄さんの注意を独占しようと努めた。お母さんの方へ向かせると、この際危い。
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
奇警(きけい)の例文をもっと
(12作品)
見る
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
警
常用漢字
小6
部首:⾔
19画
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