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『いのちの初夜』
ふりがな文庫
『
いのちの初夜
(
いのちのしょや
)
』
駅を出て二十分ほども雑木林の中を歩くともう病院の生垣が見え始めるが、それでもその間には谷のように低まった処や、小高い山のだらだら坂などがあって人家らしいものは一軒も見当たらなかった。東京からわずか二十マイルそこそこの処であるが、奥山へはいっ …
著者
北条民雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学界」1936(昭和11)年2月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約48分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
慄
(
おの
)
草鞋
(
ぞうり
)
縊
(
つ
)
外
(
そ
)
摘
(
つか
)
更
(
か
)
歔欷
(
すすりな
)
焦
(
あせ
)
弾
(
はず
)
止
(
と
)
火炙
(
あぶ
)
癩
(
くず
)
目眩
(
めまい
)
解
(
げ
)
谷
(
きわ
)
吊
(
つる
)
唸
(
うめ
)
嗄
(
しわが
)
惨
(
むご
)
森
(
しん
)
涎掛
(
よだれか
)
的
(
あて
)
終
(
しま
)
脅
(
おび
)
蘇
(
よみが
)
質
(
ただ
)
踵
(
きびす
)
乞食
(
こじき
)
仄
(
ほの
)
他人
(
ひと
)
佇立
(
ちょりつ
)
傲然
(
ごうぜん
)
凄
(
すご
)
刹那
(
せつな
)
呟
(
つぶや
)
呪
(
のろ
)
咽喉
(
のど
)
唸
(
うな
)
唾液
(
つば
)
喘
(
あえ
)
喫驚
(
びっくり
)
嚏
(
くさめ
)
堕
(
お
)
塊
(
かたまり
)
塩梅
(
あんばい
)
墜
(
お
)
外向
(
そむ
)
夥
(
おびただ
)
奄々
(
えんえん
)
寂蓼
(
せきりょう
)
小腋
(
こわき
)
就
(
つ
)
巨
(
おお
)
帷子
(
かたびら
)
幽
(
かす
)
復
(
かえ
)
忿怒
(
ふんぬ
)
恐々
(
こわごわ
)
恰好
(
かっこう
)
惨
(
みじ
)
惹
(
ひ
)
戦慄
(
せんりつ
)
挙
(
あ
)
掌手
(
てのひら
)
掻
(
か
)
提
(
さ
)
搾
(
しぼ
)
撫
(
な
)
易々
(
やすやす
)
暗憺
(
あんたん
)
有
(
も
)
柊
(
ひいらぎ
)
梢
(
こずえ
)
横貌
(
よこがお
)
檜
(
ひのき
)
櫛
(
くし
)
欅
(
けやき
)
涎
(
よだれ
)
灯
(
ひ
)
燦然
(
さんぜん
)
爛
(
ただ
)
犇々
(
ひしひし
)
状
(
さま
)
生垣
(
いけがき
)
痙攣
(
けいれん
)
眩暈
(
めまい
)
眸
(
ひとみ
)
眺
(
なが
)
眼窩
(
がんか
)
瞠
(
みは
)
硝子
(
ガラス
)
穿
(
は
)
窄
(
すぼ
)
竦
(
すく
)
縋
(
すが
)
繃帯
(
ほうたい
)
纏
(
まと
)
脚絆
(
きゃはん
)
脹
(
ふく
)
腋
(
わき
)