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『虎狩』
ふりがな文庫
『
虎狩
(
とらがり
)
』
私は虎狩の話をしようと思う。虎狩といってもタラスコンの英雄タルタラン氏の獅子狩のようなふざけたものではない。正真正銘の虎狩だ。場所は朝鮮の、しかも京城から二十里位しか隔たっていない山の中、というと、今時そんな所に虎が出て堪るものかと云って笑 …
著者
中島敦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「光と風と夢」1942(昭和17)年7月15日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約49分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
外出
(
よそ
)
何
(
いず
)
昂
(
こう
)
行
(
おこな
)
脅
(
おびやか
)
上海
(
しゃんはい
)
止
(
と
)
間
(
けん
)
印
(
しる
)
口惜
(
くちお
)
巧
(
たく
)
鼻翼
(
びよく
)
斯
(
こ
)
此
(
こ
)
難
(
かた
)
遣
(
つか
)
俯
(
ふ
)
先
(
さき
)
担
(
にな
)
其
(
そ
)
凡
(
すべ
)
或
(
あ
)
削
(
そ
)
憶
(
おぼ
)
又聞
(
またぎき
)
疎
(
まば
)
吼
(
たけ
)
怖
(
こわ
)
和
(
やわ
)
哀
(
かな
)
嗄
(
しわが
)
脱
(
と
)
外
(
そと
)
廃
(
や
)
失
(
な
)
松明
(
たいまつ
)
揚句
(
あげく
)
桟敷
(
さじき
)
梢
(
こずえ
)
檻
(
おり
)
此処
(
ここ
)
此方
(
こちら
)
歩哨
(
ほしょう
)
殊
(
こと
)
殖
(
ふ
)
汚点
(
しみ
)
汪洋
(
おうよう
)
温突
(
オンドル
)
漁
(
あさ
)
漸
(
ようや
)
火照
(
ほて
)
炉
(
ろ
)
烟硝
(
えんしょう
)
煙硝
(
えんしょう
)
燐寸
(
マッチ
)
狡
(
ずる
)
狼
(
おおかみ
)
猜疑
(
さいぎ
)
猥談
(
わいだん
)
獰猛
(
どうもう
)
界
(
さかい
)
疎林
(
そりん
)
疳高
(
かんだか
)
真率
(
しんそつ
)
睡気
(
ねむけ
)
睨
(
にら
)
砂埃
(
すなぼこり
)
硝子
(
ガラス
)
窺
(
うかが
)
立罩
(
たちこ
)
竹刀
(
しない
)
米
(
メートル
)
紐
(
ひも
)
紛
(
まぎ
)
経
(
た
)
経緯
(
いきさつ
)
緩
(
ゆる
)
縞
(
しま
)
間
(
ま
)
覚束
(
おぼつか
)
角
(
かく
)
讃
(
ほ
)
買被
(
かいかぶ
)
赤髯
(
あかひげ
)
赧
(
あか
)
躄
(
いざり
)
迂闊
(
うかつ
)
追従
(
ついしょう
)
途
(
みち
)
逗留
(
とうりゅう
)
這入
(
はい
)
閂
(
かんぬき
)
頗
(
すこぶ
)
麓
(
ふもと
)
鰭
(
ひれ
)
鰈
(
かれい
)
髭
(
ひげ
)
顫
(
ふる
)
頭巾
(
ずきん
)
面持
(
おももち
)