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翌
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よく
ふりがな文庫
“
翌
(
よく
)” の例文
先年
凡僧
(
ぼんそう
)
こゝに住職し此石を見て
死
(
し
)
を
惧
(
おそ
)
れ
出奔
(
しゆつほん
)
せしに
翌
(
よく
)
年
他国
(
たこく
)
にありて病死せしとぞ。おもふに此淵に
灵
(
れい
)
ありて
天然
(
てんねん
)
の
死
(
し
)
を
示
(
しめ
)
すなるべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
起
(
おこ
)
しけるは
怖
(
おそ
)
ろしとも又
類
(
たぐ
)
ひなし寶澤は此事を心中に深く
祕
(
ひ
)
し其時は
然氣
(
さりげ
)
なく感應院へぞ歸りける
偖
(
さて
)
翌
(
よく
)
年は寶澤十二歳なり。
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
翌
(
よく
)
廿
(
にぢう
)
三年の七月になると、
未
(
ま
)
だ
妄執
(
まうしう
)
が
霽
(
は
)
れずして、
又々
(
また/\
)
江戸紫
(
えどむらさき
)
と
云
(
い
)
ふのを出した、
是
(
これ
)
が九号の
難関
(
なんくわん
)
を
踰
(
こ
)
へたかと思へば、
憐
(
あはれ
)
むべし、
其
(
そ
)
の
歳
(
とし
)
の
暮
(
くれ
)
十二号にして、
又
(
また
)
没落
(
ぼつらく
)
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
中學時分に
買
(
か
)
つた
寫眞器
(
しやしんき
)
も、その
少
(
すこ
)
し以前或る
寫眞好
(
しやしんず
)
きの友
達
(
たち
)
に
贈
(
おく
)
つてしまつたので、それ以來
暫
(
しばら
)
く
私
(
わたし
)
の手
元
(
もと
)
には
寫眞器
(
しやしんき
)
の
影
(
かげ
)
がなくなつてしまつたがその
翌
(
よく
)
年のこと、
私
(
わたし
)
は
偶然
(
ぐうぜん
)
ある人から
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
先年
凡僧
(
ぼんそう
)
こゝに住職し此石を見て
死
(
し
)
を
惧
(
おそ
)
れ
出奔
(
しゆつほん
)
せしに
翌
(
よく
)
年
他国
(
たこく
)
にありて病死せしとぞ。おもふに此淵に
灵
(
れい
)
ありて
天然
(
てんねん
)
の
死
(
し
)
を
示
(
しめ
)
すなるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
斯
(
かく
)
て
翌
(
よく
)
廿二日の
朝
(
あさ
)
嘉川家の人々藤三郎の
見
(
みえ
)
ざるを
不審
(
ふしん
)
に思ひし所藤五郎を入れ置きし
囹
(
をり
)
も
破
(
やぶ
)
れ其上伴建部等も居らざれば大いに驚き
騷
(
さわ
)
ぎ
邸内
(
やしきうち
)
の者共を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さあ
到
(
いた
)
る
処
(
ところ
)
都
(
みやこ
)
の
花
(
はな
)
の評判で、
然
(
さ
)
しも
全盛
(
ぜんせい
)
を
極
(
きは
)
めたりし
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
も
俄
(
にはか
)
に
月夜
(
げつや
)
の
提灯
(
てうちん
)
と
成
(
な
)
つた、けれども火は
消
(
き
)
えずに、十三、十四、十五、(
翌
(
よく
)
二十二年の二月
出版
(
しゆつぱん
)
)と
持支
(
もちこた
)
へたが
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
結果
(
けつくわ
)
は空しくなかつた。
翌
(
よく
)
年は五十
點
(
てん
)
になつた。その翌年は百
點
(
てん
)
になつた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
悦ぶ事限なく猶又
夫
(
をつと
)
文右衞門が
災難
(
さいなん
)
を遁るゝ樣にと神佛を
念
(
ねん
)
じ居たりけり扨又大岡越前守殿には
直樣
(
すぐさま
)
翌
(
よく
)
十四日火附盜賊改め役小出兵庫殿へ
掛合
(
かけあひ
)
の上大橋文右衞門を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此石
出
(
いづ
)
ると
土民
(
どみん
)
ども温泉寺へしらせる事なり、きはめて
翌
(
よく
)
年住僧
遷化
(
せんげ
)
なり、則しるしに此石を立る。九代以前より始りしが代々九代の石塔、同石同様にて少しも
違
(
たが
)
はず
並
(
なら
)
びあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此石
出
(
いづ
)
ると
土民
(
どみん
)
ども温泉寺へしらせる事なり、きはめて
翌
(
よく
)
年住僧
遷化
(
せんげ
)
なり、則しるしに此石を立る。九代以前より始りしが代々九代の石塔、同石同様にて少しも
違
(
たが
)
はず
並
(
なら
)
びあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
翌
常用漢字
小6
部首:⽻
11画
“翌”を含む語句
翌朝
翌日
翌年
翌月
翌々日
翌暁
翌夜
翌晩
翌々年
翌曉
其翌日
翌方
翌早朝
翌日午後
翌日舗
翌旦
翌一日
翌々晩
翌々夜
其翌朝
...