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おの
ふりがな文庫
“
汝
(
おの
)” の例文
えいえい、レヴコー
汝
(
おの
)
れはな! なんちふこつた? おほかた、どしやう骨を叩き折つて貰ひたいのぢやらう! こいつをふん縛れ!
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
ば
誰
(
たれ
)
が
頼
(
たの
)
んで
殺
(
ころ
)
させたるや
汝
(
おの
)
れ三次に頼んで
殺
(
ころ
)
させたれば己れが手を下して殺せしより
猶
(
なほ
)
以
(
もつ
)
て
不屆
(
ふとゞき
)
なり又最前三次と突合せの節三次を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
汝
(
おの
)
れ相川様へ
胡麻
(
ごま
)
アすりやアがって、
己
(
おれ
)
の養子になる邪魔をした、そればかりでなくおれの事を
盗人
(
ぬすっと
)
根性があると云やアがったろう、どう云う訳で胡麻を
摺
(
す
)
って
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
汝
(
おの
)
れ化物、再び姿を現わさば真二つと、刀の柄に手をかけて
霎時
(
しばし
)
の間、
闇
(
くら
)
き水中を睨み詰めていたが、ただ渦巻落つる水の音のみで、その後は更に音の沙汰もない。
河童小僧
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「黙れ黙れッ、
気儘
(
きまま
)
に云わしておけば好き勝手な
囈言
(
たわごと
)
、
汝
(
おの
)
れ如きに身の指図を受けようか」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
その時に、馬に附添って来た三人の武士は、
汝
(
おの
)
れ
狼藉者
(
ろうぜきもの
)
! と呼ばわってきってかかりでもするかと思うと、それも
微塵
(
みじん
)
騒がず、
遽
(
にわ
)
かに馬の側から立退いて、やや遠く三方に分れて立ちました。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
汝
(
おの
)
れツ、
卑怯
(
ひけふ
)
ツ」
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
取たること
迄
(
まで
)
逐一
(
ちくいち
)
訴へ呉ん
邪魔
(
じやま
)
せずと
其所
(
そこ
)
を
開
(
ひら
)
いて通しをれと
罵
(
のゝし
)
るを段右衞門は
怒
(
いか
)
り
汝
(
おの
)
れ
生
(
いか
)
して置ば我が身の仇なり覺悟をせよと切付るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
又九郎は
汝
(
おの
)
れ斬りやアがったなと
空鉄砲
(
からでっぽう
)
を持って永禪和尚に打って掛るを
引
(
ひ
)
っ
外
(
ぱず
)
して
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
推参ぞっ、
雑人
(
ぞうにん
)
ども。——柴田
修理亮勝家
(
しゅりのすけかついえ
)
の身に、
汝
(
おの
)
れらの槍が立とうや。鬼柴田の名はあだには持たぬぞ。——われに立ち向わん程の者は、小川土佐(佐平次
祐忠
(
すけただ
)
)か
木下美作
(
きのしたみまさか
)
。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
即ち
昨夜
(
ゆうべ
)
とおなじ刻限になったから、
汝
(
おの
)
れ妖怪変化
御
(
ご
)
ざんなれ、今夜こそは
其
(
そ
)
の正体を見とどけて、あわ
好
(
よ
)
くば
引捉
(
ひっとら
)
えて
化
(
ばけ
)
の皮を
剥
(
は
)
いで
呉
(
く
)
れようと、手ぐすね引いて
待構
(
まちかま
)
えていると
画工と幽霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
汝
(
おの
)
れ、この主膳を……手込めにしようとするな」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
汝
(
おの
)
れッ」
銭形平次捕物控:131 駕籠の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
殺したことも
却
(
かへ
)
つて彼等三人に
疑
(
うたが
)
ひが
懸
(
かゝ
)
る道理だと三五郎の
計略
(
けいりやく
)
にて
已
(
すで
)
に火葬を頼んだ其時に
若
(
もし
)
もと
己
(
おれ
)
は不
承知
(
しようち
)
を言たら
汝
(
おの
)
れが
懷中
(
ふところ
)
から金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
(なんの、
汝
(
おの
)
れなどに、
不愍
(
ふびん
)
をかけられて、怨みを忘れるような婆ではないぞ——)
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
汝
(
なんじ
)
は文治郎が掛合に参った時
悪口
(
あっこう
)
を
吐
(
つ
)
き、能くも
面体
(
めんてい
)
へ疵を付けたな、
汝
(
おの
)
れ
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
汝
(
おの
)
れは、
生命
(
いのち
)
というものが惜しくないか!」
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
汝
(
おの
)
れツ」
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それが当然の
成行
(
なりゆ
)
きだわえ! だが兆二郎が加賀の廻し者だとは
汝
(
おの
)
れだけの
悪推量
(
わるずいりょう
)
、娘の棗に
懸想
(
けそう
)
して、それが成らぬところから
卑怯
(
ひきょう
)
な作りごとをして、
仇
(
あだ
)
をしよう腹だろうが! ば! ばか者奴ッ
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
汝
(
おの
)
れは
間諜
(
いぬ
)
じゃ、幕府の犬であろうな」
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
小「此奴
汝
(
おの
)
れ斬ったな、何処に
居
(
お
)
るか」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
汝
(
おの
)
れツ」
銭形平次捕物控:155 仏像の膝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「待ていっ、
汝
(
おの
)
れ、待たぬかよ!」
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おお、
汝
(
おの
)
れは土方だな」
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
祖「
汝
(
おの
)
れ切腹致したな」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
汝
(
おの
)
れツ」
銭形平次捕物控:155 仏像の膝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
汝
(
おの
)
れも、その一人だな」
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
汝
(
おの
)
れが、汝れが」
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
汝
(
おの
)
れツ」
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「……
汝
(
おの
)
れか」
旗岡巡査
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
汝
(
おの
)
れも!」
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
汝
(
おの
)
れ」
銭形平次捕物控:140 五つの命
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
汝
(
おの
)
れこそ」
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
汝
(
おの
)
れ!」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
汝
(
おの
)
れ」
銭形平次捕物控:140 五つの命
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『
汝
(
おの
)
れッ』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
汝
漢検準1級
部首:⽔
6画
“汝”を含む語句
汝等
汝達
大汝
汝兄
汝曹
汝命
汝水
汝屋船
汝輩
汝南
爾汝
丁汝昌
汝陽
汝南圃史
汝所堅之美豆能小佩
汝寧
除汝
汝海
諾児汝
汝爾
...