“丁汝昌”の読み方と例文
読み方割合
ていじょしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那の丁汝昌ていじょしょうが日本にいるうち、おしかさんの傍を離れかねていた。彼国へ帰ってからも切々な思いは、あの英雄に断腸の文をしたためさせた。
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
昔、わが海軍に負けて、毒をのんで死んだ支那しな丁汝昌ていじょしょう提督のように、敵ながら気の毒な将軍ではないか。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
殊に今度の「威海衛陥落」における丁汝昌ていじょしょうの役は大好評であった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)