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ちかしつ
ふりがな文庫
“
地下室
(
ちかしつ
)” の例文
死
(
し
)
んだわたしのいとこがまいりました。それから、長いひげをはやした男もまいりました。そいつは、
地下室
(
ちかしつ
)
でたくさんの
金
(
かね
)
を
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
暗
(
くら
)
い
内部
(
ないぶ
)
には、
電燈
(
でんとう
)
がともっていました。そして、だんだんと
下
(
した
)
の
方
(
ほう
)
へ
深
(
ふか
)
くなっていて、
地下室
(
ちかしつ
)
になっていました。
彼
(
かれ
)
は、
段
(
だん
)
を
降
(
お
)
りかけました。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
やがて、手に
息
(
いき
)
を
吹
(
ふ
)
きかけて、かじかんだ
指
(
ゆび
)
を
暖
(
あたた
)
めると、いきなり、
寝床
(
ねどこ
)
の
板
(
いた
)
の上にあった自分の
帽子
(
ぼうし
)
をつかんで、そっと手さぐりで、
地下室
(
ちかしつ
)
からぬけだした。
キリストのヨルカに召された少年
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
二萬六千
(
にまんろくせん
)
の
人口中
(
じんこうちゆう
)
、
地下室
(
ちかしつ
)
に
監禁
(
かんきん
)
されてゐた
一名
(
いちめい
)
の
囚徒
(
しゆうと
)
を
除
(
のぞ
)
く
外
(
ほか
)
、
擧
(
こぞ
)
つて
死滅
(
しめつ
)
したことに
於
(
おい
)
て
有名
(
ゆうめい
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
いっぽう、
農家
(
のうか
)
の人たちは、ペール・オーラの
姿
(
すがた
)
が見えないので、びっくりしてさがしはじめました。
納屋
(
なや
)
から、
井戸
(
いど
)
から、
地下室
(
ちかしつ
)
までも、みんなさがしてみました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
▼ もっと見る
そしてたいていの
博物館
(
はくぶつかん
)
の
地下室
(
ちかしつ
)
には
便利
(
べんり
)
な
食堂
(
しよくどう
)
、かふぇーなどが
設
(
まう
)
けられ、
食事
(
しよくじ
)
もできるし、お
茶
(
ちや
)
も
飮
(
の
)
めるしといふようになつてゐますから、
戸外運動
(
こがいうんどう
)
をしない
人々
(
ひと/″\
)
は
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
服装
(
ふくそう
)
をすっかりととのえおわり、
体
(
からだ
)
があたたまってくると、こんどは
地下室
(
ちかしつ
)
の
食堂
(
しょくどう
)
におりていって、そこに残っていた
肉
(
にく
)
やパンやチーズを、いやというほどつめこんだんだ。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
これは
宝石
(
ほうせき
)
箱のかぎだ。これはへやのこらずの合いかぎだ。さて、ここにもうひとつ、ちいさなかぎがあるが、これは
地下室
(
ちかしつ
)
の大ろうかの、いちばん
奥
(
おく
)
にある、小べやをあけるかぎだ。
青ひげ
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
「これじゃ、わしがじぶんで
地下室
(
ちかしつ
)
へいって、エルゼがどこにいるか、見てこなくちゃならない。」
りこうもののエルゼ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
まったく、どこの
地下室
(
ちかしつ
)
にも、
天井裏
(
てんじょううら
)
にも、教会にも、お
城
(
しろ
)
にも、
酒造
(
さけつく
)
り
場
(
ば
)
にも、
製粉所
(
せいふんじょ
)
にも、そのほか人間の住んでいるところなら、ありとあらゆるところに住んでいたものです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
その
晩
(
ばん
)
は、クリスマスの
前夜
(
ぜんや
)
で、とりわけ、
寒
(
さむ
)
さのきびしい晩だった。ある
地下室
(
ちかしつ
)
に、ひとりの少年がいる。少年といっても、まだ六つになったかならないかの、とても小さな子なのだ。
キリストのヨルカに召された少年
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
この
事
(
こと
)
は
西暦
(
せいれき
)
千九百二年
(
せんくひやくにねん
)
五月八日
(
ごがつやうか
)
マルチニック
島
(
とう
)
プレー
山
(
さん
)
の
噴火
(
ふんか
)
に
就
(
つい
)
て
記
(
しる
)
した
通
(
とほ
)
りであるが、サンピール
市
(
し
)
二萬六千
(
にまんろくせん
)
の
人口中
(
じんこうちゆう
)
、
生存者
(
せいぞんしや
)
は
地下室
(
ちかしつ
)
に
監禁
(
かんきん
)
されてゐた
一名
(
いちめい
)
の
囚徒
(
しゆうと
)
のみであるので
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
幸三
(
こうぞう
)
は、
暮
(
く
)
れ
方
(
がた
)
の
曇
(
くも
)
っていた
空
(
そら
)
が、いつのまにか
雨
(
あめ
)
となったのに
気
(
き
)
づきませんでした。
少年
(
しょうねん
)
の
労働者
(
ろうどうしゃ
)
と
二人
(
ふたり
)
連
(
つ
)
れだって、
彼
(
かれ
)
は、
地下室
(
ちかしつ
)
から
外
(
そと
)
へ
出
(
で
)
ると、そこに、一
台
(
だい
)
の
自動車
(
じどうしゃ
)
が
待
(
ま
)
っていました。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
地下室
(
ちかしつ
)
へはいりますと、エルゼは小さいいすをもちだして、それをたるのまえにおきました。
りこうもののエルゼ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そして、あたしたちはその子をこの
地下室
(
ちかしつ
)
へよこして、ビールをつぎださせるとする。そうすると、あの
十字
(
じゅうじ
)
のとび
口
(
ぐち
)
がその子の頭の上におちてきて、その子を
殺
(
ころ
)
してしまうわ。
りこうもののエルゼ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
こうして、
金貨
(
きんか
)
が
地下室
(
ちかしつ
)
からはこびだされて、ご
婚礼
(
こんれい
)
の式があげられました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そこで若者はおのをひきぬいて、じいさんをはなしてやりました、すると、じいさんは若者をつれて、またもとのお
城
(
しろ
)
にもどり、
地下室
(
ちかしつ
)
にはいって、
金貨
(
きんか
)
のぎっしりつまった三つの
箱
(
はこ
)
を見せました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“地下室”の意味
《名詞》
地下につくられた部屋。
地階の部屋。
(出典:Wiktionary)
“地下室”の解説
地下室(ちかしつ、en: basement)は、地面より低い場所、いわゆる地下空間に位置する人工構造物のうち、室内空間を保持していて部屋としての機能を有するものを指す。
(出典:Wikipedia)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“地下”で始まる語句
地下
地下鉄
地下人
地下足袋
地下茎
地下街
地下牢
地下電車
地下侍
地下窖