急峻な谷間には一勺の平地とてもない。止むなく大木が倒れて根と共に山腹を掘取った其跡へ泊ることにした。一方は木の根に支えられている。
だが、吸っても吸っても、乳が出ぬものだから、傷口に口をつけて、乳の代りに、赤い液体を五勺程も飲んでしまった。
“勺”の解説
勺(しゃく)は、尺貫法における体積の単位である。
合の10分の1、升の100分の1と定義される。日本では1升=約1.8039リットルであるので、1勺は約18.039ミリリットル、中国では1升=1リットルであるので、1勺は10ミリリットルとなる。
「勺」は元々、古代中国における、小さなコップの口縁に長い柄のついた酒をくむ用器のことであり、その容積が勺という単位となった。なお、柄が器の横または底部近くについたものを斗と言い、これは水をくむ用器であった。勺は升・合と関連づけられてその100分の1、10分の1とされた。
勺の更に10分の1の単位は、抄または才という。
(出典:Wikipedia)
合の10分の1、升の100分の1と定義される。日本では1升=約1.8039リットルであるので、1勺は約18.039ミリリットル、中国では1升=1リットルであるので、1勺は10ミリリットルとなる。
「勺」は元々、古代中国における、小さなコップの口縁に長い柄のついた酒をくむ用器のことであり、その容積が勺という単位となった。なお、柄が器の横または底部近くについたものを斗と言い、これは水をくむ用器であった。勺は升・合と関連づけられてその100分の1、10分の1とされた。
勺の更に10分の1の単位は、抄または才という。
(出典:Wikipedia)