“呂律”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
ろれつ | 94.9% |
りょりつ | 5.1% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、呂律のまわらない声をつづけながら、そこで息もやすまずに、元来た道のほうへ向って、また、のめるように駈け戻って行く。
少年がナリン太子とわかった時分から私の呂律はだいぶ怪しくなってきていたが、それでもまだまだ私は飲み足りん気がしていた。
笛は大部分定型的な呂律を、定型的なタイムを踏んで繰り返すに過ぎぬ。大鼓も小鼓も、太鼓も四ツか三ツかの僅少な音の変化によって八、六、四、二の拍子を扱って行くに過ぎぬ。