“ろれつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呂律91.4%
臚列6.2%
れりつ2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少年がナリン太子とわかった時分から私の呂律ろれつはだいぶ怪しくなってきていたが、それでもまだまだ私は飲み足りん気がしていた。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ことに外生活だけを臚列ろれつするに甘んじないで、幾分か内生活に立ち入つて書くことになると、過去の記憶は比較的大きい影響を其人々の上に加へなくてはならない。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
二日酔ひでれりつろれつの廻らない舌で大将の首は。
土の中の馬賊の歌 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)