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嶄岩
ふりがな文庫
“嶄岩”の読み方と例文
読み方
割合
ざんがん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんがん
(逆引き)
二、三の隆起を一上一下しながら通り過ぎ、
嶄岩
(
ざんがん
)
の
兀立
(
ごつりつ
)
した急斜面を登ると、霧の中から岩の尖塔が高く現れた。仁田河内ノ岳(地図の茶臼岳)である。
大井川奥山の話
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
橋あり長さ数十間その尽くる処
嶄岩
(
ざんがん
)
屹立
(
きつりつ
)
し
玉筍
(
ぎょくしゅん
)
地を
劈
(
つんざ
)
きて出ずるの勢あり。橋守に問えば水晶巌なりと答う。
旅の旅の旅
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
この外輪山の西南部に偏して噴出した中央火口丘が即ち妙高山で、外輪山の総称である
廓
(
くるわ
)
岳に対して
心
(
しん
)
岳とも呼ばれ、頂上は
嶄岩
(
ざんがん
)
突兀
(
とっこつ
)
として頗る奇観を呈している。
那須、尾瀬、赤城、志賀高原
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
嶄岩(ざんがん)の例文をもっと
(6作品)
見る
嶄
漢検1級
部首:⼭
14画
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
“嶄”で始まる語句
嶄然
嶄新
嶄巌
嶄立
嶄巌磊砢
“嶄岩”のふりがなが多い著者
木暮理太郎
正岡子規