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嶄新
ふりがな文庫
“嶄新”の読み方と例文
読み方
割合
ざんしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんしん
(逆引き)
嶄新
(
ざんしん
)
奇抜だとかいって騒いでいるようであるが、正直のところを云うと決して吾輩の独創でもなければ、嶄新奇抜な療法でもないのだ。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
しかし一と癖あるものは世間からなし崩しにいじめ殺されて満足するものではない。
必
(
かなら
)
ずや死に方に付いて種々考究の結果、
嶄新
(
ざんしん
)
な名案を呈出するに違ない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
当時はこうした作風はまず
嶄新
(
ざんしん
)
であって、動物を取り扱うことはこれまでもあるとしても、その行き方が従来の行き方と違って、実物写生を基として
何処
(
どこ
)
までも真を追窮したやり方でありますから
幕末維新懐古談:55 四頭の狆を製作したはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
嶄新(ざんしん)の例文をもっと
(4作品)
見る
嶄
漢検1級
部首:⼭
14画
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
“嶄”で始まる語句
嶄然
嶄岩
嶄巌
嶄立
嶄巌磊砢
“嶄新”のふりがなが多い著者
高村光雲
久生十蘭
夏目漱石
夢野久作