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一合
ふりがな文庫
“一合”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いちごう
66.7%
いちがふ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちごう
(逆引き)
自分は五
勺
(
しゃく
)
飲むのがきまりであるが、この日は
一合
(
いちごう
)
傾けた。この勢いで帰って三角を勉強しようという意気込であった。
酒
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
「煙草の煙を
噛
(
か
)
みしめるのは新手ですね。
尤
(
もっと
)
もあっしなんかは、猫が水を
呑
(
の
)
む時のように、酒を
嘗
(
な
)
めて呑むてを
考
(
かんげ
)
えた。
一合
(
いちごう
)
あると
請合
(
うけあ
)
い一
刻
(
とき
)
は楽しめますぜ」
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
一合(いちごう)の例文をもっと
(6作品)
見る
いちがふ
(逆引き)
と
根岸
(
ねぎし
)
の
相坂
(
あひざか
)
の
團子屋
(
だんごや
)
の
屋臺
(
やたい
)
へ
立
(
た
)
つた。……
其
(
そ
)
の
近所
(
きんじよ
)
に
用達
(
ようたし
)
があつた
歸
(
かへ
)
りがけ、
時分時
(
じぶんどき
)
だつたから、
笹
(
さゝ
)
の
雪
(
ゆき
)
へ
入
(
はひ
)
つて、
午飯
(
ひる
)
を
濟
(
す
)
ますと、
腹
(
はら
)
は
出來
(
でき
)
たし、
一合
(
いちがふ
)
の
酒
(
さけ
)
が
好
(
よ
)
く
利
(
き
)
いて、ふら/\する。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
葛籠
(
つゞら
)
の
蓋
(
ふた
)
を
取
(
と
)
つたり、
着換
(
きがへ
)
の
綻
(
ほころび
)
を
檢
(
しら
)
べたり、……
洗
(
あら
)
つた
足袋
(
たび
)
を
裏返
(
うらがへ
)
したり、
女中
(
ぢよちう
)
を
買
(
かひ
)
ものに
出
(
だ
)
したり、
何
(
なに
)
か
小氣轉
(
こぎてん
)
に
立𢌞
(
たちまは
)
つて
居
(
ゐ
)
たと
思
(
おも
)
ふと、
晩酌
(
ばんしやく
)
に
乾
(
ひ
)
もので
一合
(
いちがふ
)
つけた
時
(
とき
)
、
甚
(
はなは
)
だ
其
(
そ
)
の
見事
(
みごと
)
でない
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一合(いちがふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“一合”の意味
《名詞》
容量の単位の一つ。1升の10分の1。
面積の単位の一つ。1坪の10分の1。
山の麓から頂上までの道のりの10分の1。
戦闘や剣道で、互いに刀を一度打ち合わせること。
いささか。少し。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“一合”で始まる語句
一合戦
一合目
検索の候補
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一人合点
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一手合
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一場合
一円合点
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一離一合
“一合”のふりがなが多い著者
押川春浪
泉鏡太郎
福沢諭吉
中里介山
正岡子規
泉鏡花
岡本綺堂
野村胡堂