旧字:假借
だが、それは安穏で無事な生活の中にいて、現実の仮借なさを知らないからにすぎない。かれらのすぐ隣りにはべつの生活がある。
彼は多くの外国人と同じく、自分が出会った二、三の類型によって得た仮借なき意見を、フランス婦人全般に押し広げてしまった。
義貞は仮借なく、すぐ船田ノ入道をさしむけて、わずか九ツでしかない万寿を、相模川のへんで首斬らせた。また、これに味をしめて
六月にはいると、盆地特有の猛烈の暑熱が、じりじりやって来て、北国育ちの私は、その仮借なき、地の底から湧きかえるような熱気には、仰天した。
“仮借”の意味
《名詞:見逃す》
仮借(かしゃく)
(サ変)(打消しの語を伴うことが多い)罪や過誤などを見逃すこと。許すこと。
《名詞:六書の一つ》
仮借(かしゃ・かしゃく)
漢字の用字法の一つで、ある語に用いられる漢字を、発音が同一または類似する別の語にも用いること。六書の一つ。
(出典:Wiktionary)
仮借(かしゃく)
《名詞:六書の一つ》
仮借(かしゃ・かしゃく)
(出典:Wiktionary)
“仮借”の解説
仮借(かしゃ、かしゃく、假借)とは、漢字の造字法および用字法を説明する六書(りくしょ)の一つ。その語を表す字がないため、既存の同音あるいは類似音をもつ字を借りて表記することをいう。当て字の一種だが、特に一字で表記し、定着して後まで伝わったものを指す。通仮と重なる。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)