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『親鸞の水脈』
ふりがな文庫
『
親鸞の水脈
(
しんらんのすいみゃく
)
』
本誌(大法輪)の二十五年に因んで、僕の二十五歳頃を語れと仰っしゃるんですか。さあ今の青年とちがって、僕らのその時代は無我夢中でしたな。合理主義、利己主義、そんな風を卑しむ風潮の中で、いわゆる青年の客気満々でしたよ。無一物で東京に出てきて、苦 …
著者
吉川英治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「大法輪 十月号 二十五周年記念特別号」1959(昭和34)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
更
(
か
)
額
(
ぬか
)
因
(
ちな
)
時
(
じ
)
泡沫
(
うたかた
)
榊
(
さかき
)
蔓
(
つる
)
蓮光
(
れんこう
)
稀〻
(
たまたま
)
盲
(
めくら
)
狭
(
せま
)
無碍
(
むげ
)
烏滸
(
おこ
)
炊
(
た
)
法然
(
ほうねん
)
汲
(
く
)
仮借
(
かしゃく
)
慚愧
(
ざんき
)
態
(
てい
)
影向
(
ようごう
)
媒体
(
ばいたい
)
培
(
つちか
)
味気
(
あじき
)
呟
(
つぶや
)
卑
(
いや
)
作
(
な
)