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『美少女』
ふりがな文庫
『
美少女
(
びしょうじょ
)
』
ことしの正月から山梨県、甲府市のまちはずれに小さい家を借り、少しずつ貧しい仕事をすすめてもう、はや半年すぎてしまった。六月にはいると、盆地特有の猛烈の暑熱が、じりじりやって来て、北国育ちの私は、その仮借なき、地の底から湧きかえるような熱気に …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「月刊文章」1939(昭和14)年10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
す
)
在
(
ざい
)
冷
(
ひ
)
仰向
(
あおむけ
)
交
(
かわ
)
老爺
(
ろうや
)
裾
(
すそ
)
石榴
(
ざくろ
)
窓縁
(
まどべり
)
筈
(
はず
)
肋骨
(
ろっこつ
)
蒼黒
(
あおぐろ
)
瓶
(
びん
)
覗
(
のぞ
)
豁然
(
かつぜん
)
貝殻
(
かいがら
)
鎧扉
(
よろいど
)
顎
(
あご
)
眩暈
(
めまい
)
皺
(
しわ
)
狸
(
たぬき
)
湯槽
(
ゆぶね
)
清楚
(
せいそ
)
流石
(
さすが
)
早速
(
さっそく
)
撫
(
な
)
垢抜
(
あかぬ
)
囁
(
ささや
)
合槌
(
あいづち
)
依
(
よ
)
仮借
(
かしゃく
)