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『落穂拾い』
ふりがな文庫
『
落穂拾い
(
おちぼひろい
)
』
仄聞するところによると、ある老詩人が長い歳月をかけて執筆している日記は嘘の日記だそうである。僕はその話を聞いて、その人の孤独にふれる思いがした。きっと寂しい人に違いない。それでなくて、そんな長いあいだに渡って嘘の日記を書きつづけられるわけが …
著者
小山清
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新潮 第四十九巻第四号」新潮社、1952(昭和27)年4月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
斜
(
なぞえ
)
訪問
(
ヴィジット
)
宛然
(
あたかも
)
懐
(
ふとこ
)
験
(
ためし
)
最中
(
さなか
)
萎
(
しな
)
顧客
(
おとくい
)
俚諺
(
ことわざ
)
懐
(
なつ
)
最寄
(
もよ
)
焙
(
ほう
)
瑕瑾
(
きず
)
磨
(
と
)
紙幣
(
しへい
)
託
(
かこ
)
跨
(
またが
)
銜
(
ふく
)
類
(
たぐ
)
不精
(
ぶしょう
)
云
(
い
)
仄聞
(
そくぶん
)
伽噺
(
とぎばなし
)
俎板
(
まないた
)
俯
(
うつむ
)
偕
(
とも
)
健気
(
けなげ
)
僻地
(
へきち
)
億劫
(
おっくう
)
儲
(
もう
)
匁
(
もんめ
)
可憐
(
かれん
)
可笑
(
おか
)
吹奏
(
すいそう
)
命
(
いのち
)
商
(
あきな
)
嗜
(
たしな
)
器量
(
きりょう
)
囁
(
ささや
)
娑婆
(
しゃば
)
孵
(
かえ
)
寂
(
さび
)
山峡
(
やまかい
)
庖丁
(
ほうちょう
)
建場
(
たてば
)
弄
(
もてあそ
)
微醺
(
びくん
)
心根
(
こころね
)
恒産
(
こうさん
)
惹
(
ひ
)
愚図
(
ぐず
)
愛撫
(
あいぶ
)
択
(
えら
)
挨拶
(
あいさつ
)
排泄
(
はいせつ
)
擦
(
す
)
暖簾
(
のれん
)
曰
(
いわ
)
林檎
(
りんご
)
梢
(
こずえ
)
標榜
(
ひょうぼう
)
沽券
(
こけん
)
浮腫
(
むく
)
漁
(
あさ
)
漕
(
こ
)
炊
(
た
)
熨斗
(
のし
)
燕
(
つばめ
)
独
(
ひと
)
皺
(
しわ
)
知己
(
ちき
)
硝子
(
ガラス
)
秤
(
はかり
)
箍
(
たが
)
籠
(
こも
)
糊
(
のり
)
紛
(
まぎ
)
縁飾
(
ふちかざ
)
繋
(
つな
)
繙
(
ひもと
)
耽
(
ふけ
)
茣蓙
(
ござ
)
茶
(
ちゃ
)
薪水
(
しんすい
)
薬鑵
(
やかん
)
藁稭
(
わらしべ
)
被
(
かぶ
)
覗
(
のぞ
)
載
(
の
)
逢
(
あ
)
鎮
(
しず
)
鏝
(
こて
)
鑢紙
(
やすりがみ
)
隙
(
すき
)
雀
(
すずめ
)
雛
(
ひな
)
零
(
こぼ
)
頭巾
(
ずきん
)
風情
(
ふぜい
)
高邁
(
こうまい
)