木に上った子供きにのぼったこども
あるところに、辰吉という少年がありました。辰吉は、小さな時分に、父や母に別れて、おばあさんの手で育てられました。 ほかの子供が、やさしいお母さんにかわいがられたり、姉さんや、兄さんにつれられて、遊びにいったりするのを見ると、辰吉は、自分ばか …
作品に特徴的な語句
退しりぞ うえ 故郷こきょう 最初さいしょ ちち 見下みお なか 主人しゅじん 今日きょう あお からだ ひか はい 反対はんたい 夕飯ゆうはん そと よる はじ いえ つよ かれ 往来おうらい 戸外おもて ほう ひま ぽん はは はな あいだ おと あたま 一人ひとり のぼ した うち 二人ふたり ひと 人間にんげん やす ひく 使つか しん はたら ぼく にい 先刻さっき 先生せんせい ひかり わか まえ 厳格げんかく くち 口々くちぐち さけ おな きみ 境内けいだい なつ 夜風よかぜ おお 大人おとな 大声おおごえ てん 奉公ほうこう ねえ 子供こども まご うち てら ちい 少年しょうねん 屋根やね かえ いく あと こころ おこ おも こい かな かん