“轎:かご” の例文
“轎:かご”を含む作品の著者(上位)作品数
田中貢太郎4
森鴎外2
エドワード・シルヴェスター・モース1
チャールズ・ディケンズ1
国枝史郎1
“轎:かご”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓16.7%
文学 > 中国文学 > 小説 物語3.8%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
是は躋寿館に往く日毎に、柏をしてかごに同乗せしめ、館に至つて轎を下る時、柏を轎の中に遺し、画師の家に舁き往かしめたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
で、これと目星をつけた、美男の住んでいる家の玄関へ、今云ったような張り紙をし、それからかごで迎いに来るのだ。
鴉片を喫む美少年 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
榛軒は市川の家を訪ふに、先づかごに乗つて堀田原ほつたはらに住んでゐる門人坂上玄丈の家に往き、そこより徒歩して市川の家に至つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ことに天気が不良の場合に、轎夫きょうふが絶対に働かないで、途中にかごを置き去りすることがある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
そして一つ一つのかごに三、四人くらいずつも乗り込むと、そのまた一つ一つの轎に付いている色の黒い奴隷頭のような人物が手を挙げて合図をする。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
かごにも乗らず、二人で涙を一杯眼に溜めて歩んでいられ、また、中尉の墓詣りに行くに違いありません。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
我々はカゴを一挺やとったが、これは簡単なかごで二人がかつぎ、時々更代する男がもう一人ついている。
銃を擬した兵卒が左右二十人ずつかごさしはさんで、一つ一つ戸を開けさせて誰何すいかする。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そこで郭は、娘を慰めて待っていると、果してかごに乗って数多あまたの供をれた男が来た。
怪譚小説の話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
かごに乗った女が来て、お前さんを尋ねている、丫鬟じょちゅうも一人れている」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
貞固と五百とが窓のもとに対坐していると、新婦のかごは門内にき入れられた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
黄金こがねの金具を打ったかごまち四辻よつつじを南の方へ曲って往った。
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
轎夫きょうふが分からぬことをいって賃銭ちんせん強請ねだったり、この旦那だんなは重いとか、が多いとか、かごの中で動いて困るとか、雨が降るとか
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
それは見る眼にもまぶしい金と銀の金具をちりばめたかごであった。
棄轎 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
夫人は驚いてかごに乗ってゆき、かぎけて亭に入った。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
新婦はかごに乗せられ、供の者大勢おおぜいは馬上でその前後を囲んでり出して来る途中、一つの古い墓の前を通ると、俄かに旋風つむじかぜのような風が墓のあいだから吹き出して
とにかくこうして当日となり、その日が暮れて夜となり、その夜が更けて深夜となった。桂華徳街の百○参号、そこが僕の家なのだが、果たしてその処へ一挺のかごが、数人の者によって担い込まれた。
鴉片を喫む美少年 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
きれいなかごは郊外にある大きな邸宅の門へ入った。
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そこへ法海和尚のかごが来た。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
——おうい、かごだ!