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轎丁
ふりがな文庫
“轎丁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かごかき
50.0%
けうてい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かごかき
(逆引き)
家の玄関には昧爽より
轎丁
(
かごかき
)
が来て待つてゐて、主人の神を拝して久しく出でざるをもどかしがり、塾生を呼んで「もし/\、内の神主さんの高間が原はまだ済みませんかい」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
榛軒は初め
轎丁
(
かごかき
)
四人と草履取二人とを抱へてゐた。しかし阿部邸内の仲間等が
屡
(
しば/″\
)
喧嘩して、累を主人に及ぼすことが多かつたので、榛軒は抱の数を減じてこれを避けようとした。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
轎丁(かごかき)の例文をもっと
(1作品)
見る
けうてい
(逆引き)
大抵医官は一門人若くは一僮僕を有するに過ぎなかつたのに、独り先生の下には塩田良三とわたくし(志村良愷)とがゐて、又若党一人、
轎丁
(
けうてい
)
四人がゐた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
行くこと数町にして
轎丁
(
けうてい
)
が肩を換へた。其時衆人中より一人の男が進み出て榛軒に「お願がございます」と云つた。その言ふ所を聞けば花笠を請ふのであつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
轎丁(けうてい)の例文をもっと
(1作品)
見る
轎
漢検1級
部首:⾞
19画
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
“轎”で始まる語句
轎
轎夫
轎舁
轎中
轎前
轎屋
轎扉
轎車