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めざ
ふりがな文庫
“
目覺
(
めざ
)” の例文
新字:
目覚
白鷺
(
しらさぎ
)
が——
私
(
わたし
)
はこれには、
目覺
(
めざ
)
むるばかり、
使
(
つか
)
つて
居
(
ゐ
)
た
安扇子
(
やすせんす
)
の
折目
(
をりめ
)
をたゝむまで、えりの
涼
(
すゞ
)
しい
思
(
おも
)
ひがした。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
姫
(
ひめ
)
を
救
(
すく
)
ひ
出
(
いだ
)
さんため、
只
(
たゞ
)
一人
(
ひとり
)
にて
參
(
まゐ
)
りしは、
窃
(
ひそか
)
に
庵室
(
いほり
)
にかくまひおき、
後日
(
ごじつ
)
機
(
をり
)
を
見
(
み
)
て、ロミオへ
送
(
おく
)
り
屆
(
とゞ
)
けん
存念
(
ぞんねん
)
、
然
(
しか
)
るに
參
(
まゐ
)
り
見
(
み
)
れば、
姫
(
ひめ
)
の
目覺
(
めざ
)
むる
少
(
すこ
)
しき
前方
(
まへかた
)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
愈
(
いよ/\
)
噴火
(
ふんか
)
が
始
(
はじ
)
まると
菜花状
(
さいかじよう
)
の
噴煙
(
ふんえん
)
に
大小
(
だいしよう
)
種々
(
しゆ/″\
)
の
鎔岩
(
ようがん
)
を
交
(
まじ
)
へて
吹
(
ふ
)
き
飛
(
と
)
ばし、それが
場合
(
ばあひ
)
によつては
數十町
(
すうじつちよう
)
にも
達
(
たつ
)
することがある。この
際
(
さい
)
鎔岩
(
ようがん
)
は
水蒸氣
(
すいじようき
)
の
尾
(
を
)
を
曳
(
ひ
)
くことが
目覺
(
めざ
)
ましい。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
門に進みて
婢
(
はしため
)
に問へば、家にいますは夫人のみにて、
目覺
(
めざ
)
めて後は快くなれりとのたまへり。
間雜
(
つね
)
の客をばことわれと仰せられつれど、
檀那
(
だんな
)
は直ちに入り給ひても
宜
(
よろ
)
しからんとなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
それから、私は、
目覺
(
めざ
)
めた。現在ゐる場所と地位とを思ひ出した。そこで、私は、身を顫はせて、
垂布
(
カアテン
)
のない寢臺に起き上り、靜かな、暗い夜は、絶望の戰きを目撃し、熱情の爆發を聽いた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
▼ もっと見る
目覺
(
めざ
)
めた光は建物の
角
(
かど
)
かどに
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
其中
(
そのうち
)
、
姫
(
ひめ
)
の
目覺
(
めざ
)
めしゆゑ、
天
(
てん
)
の
爲
(
な
)
せる
業
(
わざ
)
は
是非
(
ぜひ
)
に
及
(
およ
)
ばず、ともかく
出
(
で
)
てござれ、と
勸
(
すゝ
)
むるうちに、
近
(
ちか
)
づく
人聲
(
ひとごゑ
)
、
予
(
われら
)
駭
(
おどろ
)
き
逃出
(
にげいで
)
ましたが、
絶望
(
ぜつばう
)
の
餘
(
あまり
)
にや、
姫
(
ひめ
)
は
續
(
つゞ
)
いて
參
(
まゐ
)
りもせず
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
姫
(
ひめ
)
をば
假
(
かり
)
の
墓所
(
はかしょ
)
より、
來
(
きた
)
りて
救
(
すく
)
ひ
出
(
だ
)
されよ、とロミオ
方
(
かた
)
へ
申
(
まう
)
し
遣
(
や
)
りしに、
使僧
(
しそう
)
ヂョンと
申
(
まう
)
す
者
(
もの
)
、
不慮
(
ふりょ
)
の
事
(
こと
)
にて
抑留
(
ひきと
)
められ、
夜前
(
やぜん
)
其
(
その
)
書
(
しょ
)
を
持歸
(
もちかへ
)
ってござりまするゆゑ、
目覺
(
めざ
)
めなば
嘸
(
さぞ
)
當惑
(
たうわく
)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
覺
部首:⾒
20画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論