“夜前”の読み方と例文
読み方割合
やぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御やすみになっているところを御起しして済みませんが、夜前(やぜん)からの雨があの通り甚(ひど)くなりまして、渓(たに)が俄(にわか)に膨(ふく)れてまいりました。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
買ひて歸りがけ直(すぐ)に笠原粂之進(かさはらくめのしん)の方(かた)へ行き夜前(やぜん)の火付は原町の煙草屋喜八と云ふ者なり今朝(こんてう)私し煙草を買(かひ)候時渠(かれ)が布子の縞(しま)能(よ)く似(に)たれば心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と女中を帰した後で、冷えた盃を持ったままメラメラと燃えしきるストーヴの焔を眺めながら、通り魔のような夜前(やぜん)の出来事を考えていると
生不動 (新字新仮名) / 橘外男(著)