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『ロマネスク』
ふりがな文庫
『
ロマネスク
(
)
』
仙術太郎 むかし津軽の国、神梛木村に鍬形惣助という庄屋がいた。四十九歳で、はじめて一子を得た。男の子であった。太郎と名づけた。生れるとすぐ大きいあくびをした。惣助はそのあくびの大きすぎるのを気に病み、祝辞を述べにやって来る親戚の者たちへ肩身 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「青い花」1934(昭和9)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約38分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
更
(
ふか
)
反
(
たん
)
片
(
ひら
)
美
(
よ
)
悪
(
あ
)
手籠
(
てかご
)
水落
(
みぞお
)
聞
(
きか
)
頬被
(
ほおかむ
)
刺青
(
いれずみ
)
屁
(
ぺ
)
籠
(
こ
)
能
(
あた
)
酌
(
しゃく
)
三月
(
みつき
)
上梓
(
じょうし
)
些々
(
ささ
)
些少
(
さしょう
)
候
(
そうろう
)
傲邁
(
ごうまい
)
僭越
(
せんえつ
)
勿論
(
もちろん
)
匿名
(
とくめい
)
半鐘
(
はんしょう
)
卑怯
(
ひきょう
)
参詣
(
さんけい
)
反駁
(
はんばく
)
口鬚
(
くちひげ
)
台詞
(
せりふ
)
吝嗇
(
りんしょく
)
呟
(
つぶや
)
唸
(
うな
)
喉
(
のど
)
喝采
(
かっさい
)
嘘
(
うそ
)
嘲弄
(
ちょうろう
)
囁
(
ささや
)
団扇
(
うちわ
)
坊間
(
ぼうかん
)
天狗
(
てんぐ
)
奥義
(
おうぎ
)
妾
(
めかけ
)
嫌厭
(
けんえん
)
家鴨
(
あひる
)
小波
(
さざなみ
)
尖
(
とが
)
山車
(
だし
)
峯
(
みね
)
巷
(
ちまた
)
師匠
(
ししょう
)
張子
(
はりこ
)
微笑
(
ほほえ
)
怪
(
け
)
悔悟
(
かいご
)
惚
(
ほ
)
慈姑
(
くわい
)
懐手
(
ふところで
)
懸念
(
けねん
)
成就
(
じょうじゅ
)
手毬
(
てまり
)
折檻
(
せっかん
)
掻
(
か
)
放埒
(
ほうらつ
)
暗誦
(
あんしょう
)
書肆
(
しょし
)
朋輩
(
ほうばい
)
案配
(
あんばい
)
桐
(
きり
)
樅
(
もみ
)
横皺
(
よこじわ
)
樫
(
かし
)
死骸
(
しがい
)
殊勝
(
しゅしょう
)
殴
(
なぐ
)
水洟
(
みずばな
)
水車
(
みずぐるま
)
流石
(
さすが
)
溜息
(
ためいき
)
澱
(
よど
)
濡
(
ぬ
)
火焔
(
かえん
)
烏
(
からす
)
焔
(
ほのお
)
焚火
(
たきび
)
煙管
(
きせる
)
狆
(
ちん
)
独楽
(
こま
)
狼狽
(
ろうばい
)
珊瑚
(
さんご
)
珠数
(
じゅず
)
瓦解
(
がかい
)
甕
(
かめ
)
田圃
(
たんぼ
)
痴呆
(
ちほう
)
白楊
(
はこやなぎ
)
皺
(
しわ
)
盥
(
たらい
)
直訴
(
じきそ
)
眉間
(
みけん
)
筈
(
はず
)