“水落”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずおち60.0%
みぞおち20.0%
みぞお20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懐炉を抱いたように水落みずおちあたりに押し附けられるのを末造は感じながら、「誰が言ったのだ」と繰り返した。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
自分ですら声を出して泣いてみたいような衝動をつき返しつき返し水落みぞおちの所に感じながら、火鉢の中を見入ったまま細かく震えていた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
次郎兵衛はおのれのからだをすみからすみまで殴ってみて、眉間みけん水落みぞおちが一番いたいという事実を知らされた。
ロマネスク (新字新仮名) / 太宰治(著)