“落水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おちみず50.0%
おとしみづ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歩行あるき出して、むきを代えて、もう構わず、落水おちみずの口を二三ヶ所、ざぶざぶ渡って、一段踏んであがると、片側が蘆の茂りで。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二百十日にひやくとをか落水おとしみづに、こひふななまづすくはんとて、何處どこ町内ちやうないも、若いしうは、田圃たんぼ々々/\總出そうでさわぐ。子供こどもたち、二百十日にひやくとをかへば、ふな、カンタをしやくふものとおぼえたほどなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)