三つの宝みっつのたから
森の中。三人の盗人が宝を争っている。宝とは一飛びに千里飛ぶ長靴、着れば姿の隠れるマントル、鉄でもまっ二つに切れる剣——ただしいずれも見たところは、古道具らしい物ばかりである。 第一の盗人そのマントルをこっちへよこせ。 第二の盗人余計な事を云 …
作品に特徴的な語句
ぷた ぱし とど あが 有難ありがと つか ごと がね 落胆らくたん またが 立派りっぱ あいだ だま 一先ひとまず 黄金きん あわれ のち 嘲笑あざわら 何時なんどき 刺繍ぬいとり 今日きょう けん 角笛つのぶえ 証拠しょうこ 薔薇ばら はす 余計よけい 莫迦ばか しば 腰元こしもと 腕競うでくら ふち 綺麗きれい やさ りゅう かぶと 空手からて にら 盗人ぬすびと 長靴ながぐつ 下男げなん わに 魔法まほう かみ さわ 騎兵きへい さや きり すみ わけ 今日こんにち かね みにく 退治たいじ まか ゆる 獅子しし 徳利とくり 御壻おむこ 後悔こうかい とが 征伐せいばつ とど 尻餅しりもち 寸分すんぶん はじめ 忌々いまいま 失礼しつれい 大嫌だいきら 土産みやげ 噴水ふんすい うわさ くわ あざけ うそ 献上けんじょう 気違きちが 兵卒へいそつ 冗談じょうだん 欲張よくば 柘榴ざくろ つえ 勢好いきおいよ 畜生ちくしょう なぐ 叮嚀ていねい にく つつし 悪魔あくま