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鳴
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なき
ふりがな文庫
“
鳴
(
なき
)” の例文
そうすれば、きっと
日輪
(
にちりん
)
は
私
(
わたし
)
たちの
先祖
(
せんぞ
)
の
怠慢
(
たいまん
)
をお
許
(
ゆる
)
しくださるでしょう。そして、
私
(
わたし
)
は、
美
(
うつく
)
しい
翼
(
つばさ
)
と、また、あなたのようないい
鳴
(
なき
)
き
声
(
ごえ
)
とを
授
(
さず
)
かってきます。
紅すずめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
物のわけをも
知
(
しら
)
ぬ者ども、
小肘
(
こひぢ
)
つかんで
引立
(
ひつたて
)
、車一両に二三人づゝ引のせ奉るさへに、若君姫君の御事さま、
扨
(
さて
)
も/\と
云
(
いは
)
ぬ者なく、其身の事は不
レ
及
レ
申、見物の貴賤も
噇
(
どつ
)
と
鳴
(
なき
)
出
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
連
(
つれ
)
のもの七人こゝかしこにありて木を
伐
(
き
)
りて
居
(
ゐ
)
たりしに、山々に
響
(
ひゞ
)
くほどの大
声
(
こゑ
)
して
猫
(
ねこ
)
の
鳴
(
なき
)
しゆゑ、人々おそれおのゝきみな小屋にあつまり、手に/\
斧
(
をの
)
をかまへ
耳
(
みゝ
)
をすましてきけば
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
宜
(
よ
)
く
御存
(
ごぞん
)
じ
私
(
わた
)
しが
歸鴈
(
きがん
)
を
好
(
す
)
きと
云
(
い
)
ふは
我身
(
わがみ
)
ながら
何故
(
なぜ
)
か
知
(
し
)
らねど
花
(
はな
)
の
山
(
やま
)
の
曉月夜
(
あかつきづきよ
)
さては
春雨
(
はるさめ
)
の
夜半
(
よは
)
の
床
(
とこ
)
に
鳴
(
なき
)
て
過
(
す
)
ぎる
聲
(
こゑ
)
の
別
(
わか
)
れがしみ/″\と
身
(
み
)
にしみて
悲
(
かな
)
しい
樣
(
やう
)
な
淋
(
さび
)
しいやうな
又
(
また
)
來
(
く
)
る
秋
(
あき
)
の
契
(
ちぎ
)
りを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鳴
(
なき
)
聲高く牛舍より引き出されて牧場に、 575
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
▼ もっと見る
さて翌年の十月鶴二羽かの
農人
(
のうにん
)
が家の
庭
(
には
)
ちかく
舞
(
まひ
)
くだり、稲二
茎
(
けい
)
を
落
(
おと
)
し一
声
(
こゑ
)
づゝ
鳴
(
なき
)
て飛さりけり。
主人
(
あるじ
)
拾
(
ひろ
)
ひとりて見るにその
丈
(
たけ
)
六尺にあまり、
穂
(
ほ
)
も是につれて長く、
穂
(
ほ
)
の一
枝
(
えだ
)
に稲四五百粒あり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
垣根
(
かきね
)
の朝顔やう/\小さく咲きて、昨日今日
葉
(
は
)
がくれに
一花
(
ひとはな
)
みゆるも、そのはじめの事おもはれて哀れなるに、松虫すゞ虫いつしか
鳴
(
なき
)
よわりて、朝日まちとりて
竈馬
(
こほろぎ
)
の
果敢
(
はか
)
なげに声する、
小溝
(
こみぞ
)
の
端
(
はし
)
あきあはせ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
さて翌年の十月鶴二羽かの
農人
(
のうにん
)
が家の
庭
(
には
)
ちかく
舞
(
まひ
)
くだり、稲二
茎
(
けい
)
を
落
(
おと
)
し一
声
(
こゑ
)
づゝ
鳴
(
なき
)
て飛さりけり。
主人
(
あるじ
)
拾
(
ひろ
)
ひとりて見るにその
丈
(
たけ
)
六尺にあまり、
穂
(
ほ
)
も是につれて長く、
穂
(
ほ
)
の一
枝
(
えだ
)
に稲四五百粒あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
その
声
(
こゑ
)
ちかくにありときけば又
遠
(
とほ
)
くに
鳴
(
なき
)
、とほしときけばちかし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“鳴(鳴-nari-)”の解説
鳴-nari-(なり、1月16日 - )は、日本のミュージシャン、歌手、ギタリスト、シンガーソングライター。Bellicism Art Factory所属。栃木県益子町出身。
(出典:Wikipedia)
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
“鳴”を含む語句
雷鳴
怒鳴
鳴音
鳴鏑
共鳴
地鳴
呶鳴
鶏鳴
自鳴鐘
空鳴
鹿鳴館
鳴神
神鳴
鼠鳴
鳴咽
鳴声
鳴弦
鳴出
耳鳴
大雷鳴
...