羽紋をえがいた銀泥を光らせながらズーッと金座の上のほうへ襲いかかって来て、手近のからす凧へ雁木をひっかけはじめた。
二つ折の紙の表に銀泥の水の地の天には桜の花を、地には紫の土を染めだして、だらりに結んだ舞子の後姿がついている。
“銀泥(金泥・銀泥)”の解説
金泥・銀泥(きんでい/こんでい・ぎんでい)とは、純粋もしくはそれに近い金・銀を粉末状にして膠水(膠が入った水)で溶かした絵具のこと。銀泥は白泥(びゃくでい)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
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