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下締
ふりがな文庫
“下締”の読み方と例文
読み方
割合
したじめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したじめ
(逆引き)
その太鼓を、梁にかけた
下締
(
したじめ
)
の下へ置いて、そうして
身繕
(
みづくろ
)
いをして、その
紐
(
ひも
)
へ両手をかけた時には、なにかしら涙が
溢
(
あふ
)
れて来ました。
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「さ、これをあげましょう」と
下締
(
したじめ
)
を解く。それを結んで小暗い風呂場から出てくると、藤さんが赤い裏の羽織を
披
(
ひろ
)
げて後へ廻る。
千鳥
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「そればかりじゃありません。この二三日、
鬱金色
(
うこんいろ
)
の
扱帯
(
しごき
)
だの、
鹿
(
か
)
の
子絞
(
こしぼ
)
りの
下締
(
したじめ
)
だの、変なものが百本杭や永代へ流れ着くそうですよ」
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
下締(したじめ)の例文をもっと
(8作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
締
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕
“下締”のふりがなが多い著者
中里介山
鈴木三重吉
三遊亭円朝
永井荷風
泉鏡花
野村胡堂