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したじめ
ふりがな文庫
“したじめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
下〆
50.0%
下締
33.3%
下緊
8.3%
下湿
4.2%
襯染
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下〆
(逆引き)
と膝に手を突いて起上りますると、
鼠小紋
(
ねずみこもん
)
の
常着
(
ふだんぎ
)
を
寝着
(
ねまき
)
におろして居るのが、汚れッ
気
(
け
)
が来ており、お
納戸色
(
なんどいろ
)
の
下〆
(
したじめ
)
を乳の下に堅く
〆
(
し
)
め、
溢
(
くび
)
れたように痩せて居ります。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
したじめ(下〆)の例文をもっと
(12作品)
見る
下締
(逆引き)
「さ、これをあげましょう」と
下締
(
したじめ
)
を解く。それを結んで小暗い風呂場から出てくると、藤さんが赤い裏の羽織を
披
(
ひろ
)
げて後へ廻る。
千鳥
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
したじめ(下締)の例文をもっと
(8作品)
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下緊
(逆引き)
さて、しゃんと
緊
(
しま
)
ったところが、(
引掛
(
ひっか
)
け、)また、(じれった結び)、腰の
下緊
(
したじめ
)
へずれ下った、一名(まおとこ結び)というやつ、むすび方の
称
(
とな
)
えを聞いただけでも、いまでは町内で棄て置くまい。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
したじめ(下緊)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
下湿
(逆引き)
山も此頃のは、
下湿
(
したじめ
)
りのした冷たい土の
香
(
にほひ
)
である。
茸の香
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
したじめ(下湿)の例文をもっと
(1作品)
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襯染
(逆引き)
背丈
恰好
(
かっこう
)
、それも十一二の男の児が、文金高髷の
仮髪
(
かつら
)
して、
含羞
(
はにかん
)
だか、それとも芝居の筋の
襯染
(
したじめ
)
のためか、胸を
啣
(
くわ
)
える
俯向
(
うつむ
)
き加減、前髪の冷たさが、身に染む風情に、すべすべと白い肩をすくめて
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
したじめ(襯染)の例文をもっと
(1作品)
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