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道々
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みち/\
ふりがな文庫
“
道々
(
みち/\
)” の例文
道々
(
みち/\
)
に
置
(
おき
)
ゆん、心ある者や、心づくものや、
肝揃
(
きもそろ
)
て拝め、
肝留
(
きもと
)
めて拝め、高札よ/\立てやうれ/\
ユタの歴史的研究
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
かなしい希望は、はるかな
道々
(
みち/\
)
につながつて、彼等二人は、あてどもなく歩いて行つた。
幸福への道
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
御連
(
おつれ
)
申ただけもつけの幸ひ
案
(
あん
)
じるより
産
(
うむ
)
が安いとは此事なるべしと
道々
(
みち/\
)
話
(
はな
)
し
乍
(
ながら
)
馬喰町
(
ばくろちやう
)
へぞ
歸
(
かへ
)
りける是より長兵衞長八は
相談
(
さうだん
)
して大橋文右衞門の一件を
證人
(
しようにん
)
になりて訴へ出んと願書を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
道々
(
みち/\
)
も一
分
(
ぷん
)
の
絶間
(
たえま
)
もなく
喋
(
しやべ
)
り
續
(
つゞ
)
けて、カフカズ、ポーランドを
旅行
(
りよかう
)
したことなどを
話
(
はな
)
す。
而
(
さう
)
して
大聲
(
おほごゑ
)
で
眼
(
め
)
を
剥出
(
むきだ
)
し、
夢中
(
むちゆう
)
になつてドクトルの
顏
(
かほ
)
へはふツ/\と
息
(
いき
)
を
吐掛
(
ふつか
)
ける、
耳許
(
みゝもと
)
で
高笑
(
たかわらひ
)
する。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
後
(
のち
)
に、
奧州
(
あうしう
)
の
平泉
(
ひらいづみ
)
中尊寺
(
ちうそんじ
)
へ
詣
(
まう
)
でたかへりに、
松島
(
まつしま
)
へ
行
(
ゆ
)
く
途中
(
とちう
)
、
海
(
うみ
)
の
底
(
そこ
)
を
見
(
み
)
るやうな
岩
(
いは
)
の
根
(
ね
)
を
拔
(
ぬ
)
ける
道々
(
みち/\
)
、
傍
(
かたはら
)
の
小沼
(
こぬま
)
の
蘆
(
あし
)
に、くわらくわいち、くわらくわいち、ぎやう、ぎやう、ぎやう、ちよツ
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
道々
(
みち/\
)
引
(
ひ
)
くや
四季繩
(
しきなは
)
の
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
なし
覺
(
おぼ
)
えの一刀差込で三五郎
諸共
(
もろとも
)
に我が家を出けるが川崎手前にて日の
暮
(
くれ
)
るやうに
量
(
はか
)
り
道々
(
みち/\
)
戯
(
たはぶ
)
れ
言
(
ごと
)
など言て
手間
(
てま
)
どり名にし
逢
(
あふ
)
鈴ヶ森に差掛りし頃は
稍
(
やゝ
)
戌
(
いつゝ
)
過
(
す
)
ぎにもなりければ重四郎は前後を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
道々
(
みち/\
)
は、
峰
(
みね
)
にも、
溪
(
たに
)
にも、
然
(
さ
)
うした
處
(
ところ
)
に
野社
(
のやしろ
)
の
鳥居
(
とりゐ
)
が
見
(
み
)
えた。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
商
(
あきな
)
ふて
毎年
(
まいねん
)
江戸へ
出
(
いづ
)
る
商人
(
あきびと
)
に
井筒屋
(
ゐづつや
)
茂兵衞
金屋
(
かなや
)
利兵衞と云者あり
平生
(
へいぜい
)
兄弟の如く
親類
(
しんるゐ
)
よりも
中睦
(
なかむつま
)
しかりしが兩人の
妻
(
つま
)
とも此頃
懷姙
(
くわいにん
)
なし居たり
或時
(
あるとき
)
江戸より歸る
道々
(
みち/\
)
の
咄
(
はなし
)
に利兵衞は茂兵衞に
向
(
むか
)
ひ
私
(
わたし
)
は
今年
(
ことし
)
四十になり始めて子と
云者
(
いふもの
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
々
3画
“道”で始まる語句
道
道理
道程
道化
道傍
道具
道行
道路
道中
道端