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調合
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てうがふ
ふりがな文庫
“
調合
(
てうがふ
)” の例文
ハヽー少し
逆上
(
ぎやくじやう
)
して
居
(
ゐ
)
るやうぢやから、カルメロを一
分
(
ぶ
)
三
厘
(
りん
)
にヤーラツパを五
分
(
ふん
)
調合
(
てうがふ
)
して
遣
(
つかは
)
すから、
小屋
(
こや
)
へ
帰
(
かへ
)
つて一
日
(
にち
)
に三
囘
(
くわい
)
の
割合
(
わりあひ
)
で
服薬
(
ふくやく
)
いたすがよい。
華族のお医者
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
母
(
かゝ
)
さま、
其
(
その
)
毒
(
どく
)
を
持
(
も
)
って
行
(
ゆ
)
く
使
(
つかひ
)
の
男
(
をとこ
)
とやらが
定
(
きま
)
ったら、
藥
(
くすり
)
は
妾
(
わたし
)
が
調合
(
てうがふ
)
せう、ロミオがそれを
手
(
て
)
に
入
(
い
)
れたら、
直
(
すぐ
)
にも
安眠
(
あんみん
)
しをるやうに。おゝ、
彼奴
(
あいつ
)
の
名
(
な
)
を
聞
(
き
)
くと
身
(
み
)
が
顫
(
ふるへ
)
る。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
早速
(
さつそく
)
藥
(
くすり
)
を
調合
(
てうがふ
)
し、
土地
(
とち
)
の
醫者
(
いしや
)
に
方劑
(
はうざい
)
を
授
(
さづ
)
けたが、
其
(
そ
)
の
夜
(
よ
)
玄竹
(
げんちく
)
は、
塔頭
(
たつちう
)
の
梅
(
うめ
)
の
坊
(
ばう
)
といふのへ
案内
(
あんない
)
されて、
精進料理
(
しやうじんれうり
)
の
饗應
(
きやうおう
)
を
受
(
う
)
け、
下男
(
げだん
)
とともに一
泊
(
ぱく
)
して、
翌朝
(
よくてう
)
歸
(
かへ
)
ることになつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
取らねば大事に成んも知れず大切なる
腫物
(
しゆもつ
)
なれば
隨分
(
ずゐぶん
)
お大事に成るべしとて
煎藥
(
せんやく
)
と
膏藥
(
かうやく
)
とを
調合
(
てうがふ
)
して置て行ければお花は
彌々
(
いよ/\
)
胸
(
むね
)
安
(
やす
)
からず醫者の
教
(
をし
)
へたる通り腫物に
膏藥
(
かうやく
)
を
貼
(
はり
)
煎藥
(
せんやく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
呼出されて尋ねられし所玄柳申立るはお常の頼みに候へ共毒藥は
容易
(
ようい
)
成
(
なら
)
ざるに付
調合
(
てうがふ
)
せず
斯々
(
かく/\
)
致し
風邪藥
(
かぜぐすり
)
にて間を合せ候と
答
(
こたふ
)
るにぞ大岡殿次に下女お菊を
呼
(
よば
)
れ其方主人の
閨
(
ねや
)
へ
刄物
(
はもの
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
蒼蠅
(
あをばへ
)
でも
能
(
よ
)
うすることをロミオばかりは
能
(
よ
)
うせぬ、
彼奴等
(
あいつら
)
は
自由
(
じいう
)
の
身
(
み
)
、
吾等
(
われら
)
は
追放
(
つゐはう
)
! これでも
足下
(
おぬし
)
は
追放
(
つゐはう
)
を
死罪
(
しざい
)
でないとおしゃるかいの?
調合
(
てうがふ
)
した
毒
(
どく
)
はないか、
研
(
と
)
ぎすました
刃
(
やいば
)
はないか
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
なしけるが新道の
玄柳
(
げんりう
)
方にて
調合
(
てうがふ
)
なし
貰
(
もら
)
はんと
出行
(
いでゆく
)
體
(
てい
)
故
(
ゆゑ
)
素知
(
そし
)
らぬ
面
(
かほ
)
に
臺所
(
だいところ
)
へ
立戻
(
たちもど
)
りたり又彼の
玄柳
(
げんりう
)
は毒藥のことを
請合
(
うけあひ
)
けれども
針醫
(
はりい
)
の事なれば
毒藥
(
どくやく
)
を
求
(
もと
)
めんこと
難
(
かた
)
しと思へば
風藥
(
かぜぐすり
)
二
服
(
ふく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“調合”の意味
《名詞》
調 合(ちょうごう)
薬品、調味料、香料、酒などの二種類以上のものを、基準などに適合するように混ぜ合わせること。
(出典:Wiktionary)
調
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“調合”で始まる語句
調合所