“風邪藥”の読み方と例文
新字:風邪薬
読み方割合
かぜぐすり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊勢屋には病人も何にもなく、道庵を呼んだ覺えは勿論、風邪藥かぜぐすりを買つた者もないのに、松の内から藥箱を持込まれて以ての外の機嫌だつたのです。
呼出されて尋ねられし所玄柳申立るはお常の頼みに候へ共毒藥は容易よういならざるに付調合てうがふせず斯々かく/\致し風邪藥かぜぐすりにて間を合せ候とこたふるにぞ大岡殿次に下女お菊をよばれ其方主人のねや刄物はもの
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
風邪藥かぜぐすりと間違へて呑んだことでせう、何しろ明日祝言といふので、氣持も上吊うはづつて居りましたから