“精進料理”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうじんりょうり66.7%
しやうじんれうり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「豆腐屋の癖に西郷隆盛のような顔をしているからおかしいんだよ。時にこう、精進料理しょうじんりょうりじゃ、あした、御山おやまへ登れそうもないな」
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「とうちゃん、かきって精進料理しょうじんりょうりなの、それとも、なまぐさ料理なの?」と、ぼくはたずねる。
かき (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
早速さつそくくすり調合てうがふし、土地とち醫者いしや方劑はうざいさづけたが、玄竹げんちくは、塔頭たつちううめばうといふのへ案内あんないされて、精進料理しやうじんれうり饗應きやうおうけ、下男げだんとともに一ぱくして、翌朝よくてうかへることになつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)