“精進物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうじんもの66.7%
しやうじんもの33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、肉類も卵も禁止だ。今はちょっと、精進物しょうじんもののほかはやってならん折りなんでな。」
が、年はあらそえん、食物を精進物しょうじんものに限っておると、何となく力づかぬ。そこでわしは今日をもって、精進をめるが、お許らは、若いのだから、なお、精進をつづけておれよ
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其日蓮華寺の台所では、先住の命日と言つて、精進物しやうじんものを作るので多忙いそがしかつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)